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毎年秋になるとチューリップの球根を植えるのですが、今回は植えそびれてしまいました。今からでも間に合う球根植物はありますか? チューリップに代表される春に咲く【秋植え球根】は10月・11月、秋も中盤になり肌寒くなる頃(気温15℃前後)が植え付けのベストタイミングです。まだ残暑の厳しい時期に植え付けると球根が腐る場合があるからです。 また植え付けてから充分に冬の寒さに当てないと花が貧弱になったり、葉ばかりが伸びて良い花が咲きにくくなります。 これは低温にさらされることによって、球根が休眠状態から目覚め、花芽の分化や発育が促されるためです。 |
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植え付けの時期が遅くなると低温期間(2カ月ほど必要)が不充分になり発育不良になります。1月の植え付けでもギリギリ花は咲くかもしれませんが良い花はあまり期待できません。 そこで、秋に植えそびれた方にお勧めしたいのが今からでも秋植え球根が楽しめる【芽出し球根】です。 1月中旬から出回り始める【芽出し球根】とは、花芽のついた球根植物でポット苗として店頭に並びます。 育苗のプロが、夏頃から球根の温度管理をし、花芽があがるまでしっかり育てられた芽出し球根ですから、誰でも確実に咲かせることができます。 また、開花時期が早いので気温が低いうちに咲き始めることになり、通常の時期よりも花が長もちするため長期間楽しめます。逆に、購入してから20〜23℃ぐらいの暖かい室内で育てると、まだつぼみの固い芽出し球根でも開花を更に早めることができます。 芽出し球根の根はポットの中でかなり育っているので、購入したら一回り大きい鉢に植え替えをしましょう。ポイントは「根を切らないこと」です。根を崩さないように注意して植え替えましょう。 また1球植えのほかに3球など複数の球根を植えたものがあります。複数球の場合は球根の根が絡まっているので無理に分けないようにしてそのまま植え換えましょう。 ポットに植えられた状態の芽出し球根は、土の上に2/3ほど球根が出ているものと、土が被っていて球根が見えないものがあります。これは流通上の仕様で秋の植え付けの深さとは関係ありません。 秋植え球根の多くは耐寒性があるので購入してすぐにお庭やベランダなど、屋外で育てることができます。気を付けたいのは花芽を霜や寒波に当てないことです。特に冷え込みの厳しい夜は一時的に屋内に取り込みましょう。 フリージアは耐寒性がやや弱いので屋内で育てましょう。芳香性が高いのでヒアシンスやスイセンもお部屋がお勧めです。チューリップ、ムスカリなども屋内で育てられます。 適温は15〜20度位です。置き場所としては、暖房のよく効いた部屋よりは比較的涼しく日当たりの良い場所を選びましょう。 チューリップは品種や花色も豊富で多くの芽出し球根が出まわります。他にもヒアシンス・ムスカリ・クロッカス・スイセン・スノードロップなどなど、芽出し球根に絞って園芸店に行ってみるといろんな種類が見つかります。 パンジーやビオラなど草花と一緒に寄せ植えにしてもいいですし、一種だけ密植させてゴージャスに演出するのも素敵です。 今年は芽出し球根を使って、お庭やお部屋で春を先取りしてみませんか? |
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