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園芸店で目にする多肉植物がかわいいので、テーブルや棚の飾りにと思って買うのですが、枯らしてしまったり、ヒョロヒョロと伸びて形が悪くなってしまったりと、うまく育てることができません。「多肉植物は手が掛からない」と聞くのですが…。 ぷっくりとした形や模様がユニークでカラフルな楽しい多肉植物。頻繁に水を遣らなくてもよいということもあって園芸店だけでなく、インテリア雑貨のお店に並んでいることもありますよね。マグカップやスープカップなどの身近な食器や、アンティークな空き缶などに植えられていてちょこっと棚に飾りたくなる気持ち、よくわかります。 |
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多肉植物というのは葉や茎が肉厚で、内部に水分や養分を蓄えることができる植物の総称です。アロエ・セダム・カランコエ・ポーチュラカ・ハナキリンなども多肉植物のグループですが、サボテンは分類学上では分けて扱われています。 多肉植物の多くは南アフリカや中南米などが原産地で、普段は極端な乾燥地でありながら一時的に豊富な雨量が得られるような地域で生育しています。 例えば雨季のある乾燥地帯や、雨が降ってもすぐに乾いてしまう岩場などです。葉や茎に水分を蓄える特殊な構造は、過酷な環境下で生き延びてきた進化の証なんですね。生息地の環境を考えると、乾燥にとても強いですが決して水が嫌いなわけではありません。 春と秋は成長期。戸外や日当たりの良い窓辺で日光浴させましょう。週に1回はたっぷりお水もあげましょう。 夏に休眠するタイプもあります。この時季は直射日光や高温多湿に注意です。風通しの良い半日陰で乾燥気味に。水遣りは月に1回、夕方涼しくなってからたっぷり与えます(休眠期については右図参照)。 冬の霜や凍結にはご用心。初霜が降りる前に室内に取り込みましょう。窓辺で充分日光浴させ、ある程度寒さに当てるとより鮮やかな紅葉が楽しめます。月に1回、朝のうちに水遣りします。 黒法師などアエオニウム属には成長と共に茎が長く伸びるものがあります。葉の下2〜3cmのところで切り戻し、切り口を乾かしてから葉のついた先端の方を土に挿します。 挿し芽してすぐは水をやらず、10日〜2週間ほどして根が出たようならたっぷり水を与えます。切り戻した茎の方からも新しい芽が出てきます。 挿し芽によって簡単に増やせるので伸びてしまったものや、お気に入りの多肉は親株から挿し穂をとり、さまざまな色や形を組み合わせて寄せ植えにするのもお勧めです。 岩場や木の上、砂地などに生息している多肉植物たちは少量の土でも成長しますので、どんな容器にでも植え付けることができます。食器やブリキ、ホーローなど植木鉢でなくてもアイデア次第で個性的なオブジェが完成です。 底に穴の無い容器の場合は始めに根腐れ防止剤(ミリオンAなど)を敷いて使いましょう。用土はハイドロボール(※1)やセラミス(※2)などを使い、水遣りの後は水を溜めずに容器を傾けて水切りします。 (※1)ハイドロボール…粘土を1200度くらいで焼成したもの。 また水苔の挿し床を使うと挿し穂が安定しやすいので植え込みが簡単です。流木や板、金属など挿し床をビスで固定できるものであればなんにでも貼り付けて、オリジナルな壁掛けやネームプレートも素敵ですよ。 |
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