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今年の春に返り咲きと言われ薔薇を購入しましたが、なにもせずに放置していたら9月に一輪だけ咲いてあとはまったく咲きそうにありません。返り咲きと四季咲きは違うのですか?剪定のやりかたや時期なども知りたいです。 秋も深まってくるとハイブリッド・ティやフロリバンダといった四季咲き性のバラが秋の美しい花を見せてくれます。 |
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バラの開花時期の理想的な気温は18℃〜22℃と言われています。春の開花時期の5月〜6月といえば日本では初夏の陽気ですからバラにとっては少々暑いのでしょう。 花は大きく咲きますが、花色は本来の品種の色が出にくくなります。一方、春と違って秋の開花時期の10月中旬〜11月は、日ごとに気温が下がり、特に夜間は気温がグッと低くなります。そのため花芽ができてからゆっくり時間をかけて開花するので、バラ本来の冴えた鮮やかな色合いになるのです。そして気温が低いと香りも強くなります。
ご質問にもあるように、返り咲きや四季咲きってどう違うの?と思っている方は多いでしょう。一般的にバラの開花時期は3種類くらいに分類されています。 【一季咲き】 オールドローズに対してモダンローズとも呼ばれているハイブリッド・ティ(四季咲き大輪種)やフロリバンダ(四季咲き中輪種)、ミニチュア(四季咲き小輪種・ミニバラ)は秋にも花を咲かせる四季咲き性が人気です。 大半のつるバラとシュラブローズ、オールドローズ、野生のバラは一季咲きで秋には咲きませんが、四季咲きの現代つるバラやシュラブ(半つる性)などに秋に開花する品種があります。またオールドローズのティローズ系などは秋も良く咲きます。 夏(8月)の剪定をするのは秋に花を咲かせる系統だけで、モダンローズ(四季咲き種)にとって夏剪定は欠かせない作業です。春から伸びて高くなった枝を切り戻して樹形を整え、秋花を付ける新しい枝を出させます。 剪定してから秋の開花までに45〜55日かかりますので遅くとも9月中旬までには切り戻しておきましょう。これをせずに放っておくと、更に枝は伸びて高いところに貧弱な花を付けることになります。 冬(2月)の剪定では、3年以上の古くなった枝は花付きが悪いので根元から切り捨てて、新しい枝(シュート)を出させて株を若返らせるために行います。 前年の5月に花を付けた枝は外芽(株全体から見て外側に向いた芽)の上で切ります。冬剪定は浅く切ると木が高くなり、後で深く切れなくなるので思い切って切りましょう。これをせずに放っておくと株は年々老化して小さな花がわずかに咲くだけになります。 日本に比べて気温や湿度の低いヨーロッパで改良された多くの品種は、秋にこそバラの本領を発揮していると言えます。これから薔薇を育ててみようという方にも秋花が楽しめて比較的育てやすいモダンローズ(四季咲き種)はお勧めしたいですね。 |
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