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木の剪定に困っています。剪定に適した時期があると思うのですが、それがいつなのか分からないですし、どの枝を落としたらいいのかも分かりません。 晩春から梅雨の時期にかけては植物が最も勢いよく成長する季節です。庭木の枝は大きく広がって密に繁り、低く垂れ下がって通路や玄関先を狭めますから通行の邪魔になったり、扉の開閉に支障を来すなど困りものですね。 |
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剪定作業は大きく分けて冬期剪定(晩秋〜早春)と夏季剪定(初夏〜梅雨明け)があります。落葉樹や耐寒性のある常緑針葉樹は樹木が休眠する冬期剪定を、常緑広葉樹は夏季剪定をお勧めします。 また、樹木の生育への影響が少ない冬期には主な幹や枝などを整える比較的大きな剪定【基本剪定】をします。それとは反対に成長期にあたる夏季には形を整える程度の刈り込み、すかし剪定などの【軽剪定】が基本です。 この時期、密に繁った常緑樹はバッサリ切りたくなります。でも極端に強い切戻しは禁物です。一気に葉が少なくなると充分な水分補給ができなくなりダメージを受けます。 また、葉で日陰になっていた幹に夏の直射日光が当たると樹皮と樹液が熱されてオーバーヒート状態になり、ひどい時には枯れてしまう事もあります。 花木や果樹はそれぞれの花後や果実の収穫後直ぐに剪定を行うようにします。ツツジやアジサイは夏(8月以降)の剪定は避けましょう。 サルスベリ、キンモクセイは花の咲き終わった秋から初冬が適期です。 剪定時期が遅れると翌年の花芽を切ってしまい、花や果実が少なくなりますので注意が必要です。 生垣は春から延びた新梢が固まった6月下旬〜7月に今年伸びた枝を刈り込み、その後に伸びる枝(夏芽)は10月下旬〜年末までの年2回は刈り込むようにします。 強い刈り込みを嫌うヒノキやサワラ、カイヅカイブキ、ニオイヒバなどは2カ月おきの軽い刈り込みを行うことでいつも美しい新梢が楽しめます。 刈るたびに赤い新梢が芽吹くベニカナメモチ、樹勢の強いイヌツゲやキャラボクも同様に刈ることができます。レンギョウ、ボケ、ツツジなどの花木の生垣は花の終わった直後に刈りそろえて冬期剪定は形を乱す枝を切る程度にとどめましょう。 右上に挙げた「剪定の目的」の(4)樹木の生育の妨げとなる枯枝、密生した枝を取ることを不要枝の剪定と言います。 不要枝の種類を頭に入れておくと、初めて剪定するという方でも面白いように、迷うことなく枝を落としていくことが出来ます。まず不要枝を落として、更に込みすぎた部分は枝透かしをして風通しと採光を確保しましょう。 【枯れ枝】見た目が悪いだけでなく病害虫の発生源となる。 樹木の剪定をする時に一番気をつけて頂きたいことは、怪我をしないようにということです。脚立などを使う場合は足場が不安定にならないように足元をしっかり確かめてから脚立を設置するようにしてください。低い脚立でも軽く考えずに慎重に作業してくださいね。 ハサミやノコギリを使うときは必ず厚手の手袋をしてくれぐれも怪我のないように予防対策をして欲しいと思います。 |
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