ホーム > エクステリア・庭 > 素敵なお庭をつくりましょう!>第11回 早春に咲くお勧めの花木 |
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殺風景な冬の庭に花の咲く樹木を植えたいと思い探しています。お勧めの樹木があれば教えてください。 立春が過ぎてもまだまだ寒い日が続くこの季節。こんな時期でも枝いっぱいに花を咲かせ、冬枯れのお庭に彩を添えてくれる花木があります。あなたのお庭にいち早く春を届けてくれる花木を一緒に探しましょう。 |
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みなさんが春をイメージする色はピンクでしょうか?春本番にもなれば桃や桜といったピンク色の花木が際立ちますね。でも春まだ浅いこの時季にひと足早く、明るい黄色の花木が咲き始めると、『春はすぐそこまで来てるんだなぁ』と待ちわびていた春の訪れを感じさせてくれます。 黄色は光のイメージに最も近い色で、明るく楽しい気分にさせてくれます。生命の躍動感や元気を与えてくれる色でもあります。冬枯れの色彩感のないお庭を照らす光のように、一気にぱっと明るくしてくれるのがこの黄色い花木です。 3月〜4月頃、小さくて黄色いポンポンした花が枝を覆うように咲くミモザ(ギンヨウアカシア)はシンボルツリーとしても人気の高い常緑樹です。南フランスでは花が咲く頃にミモザ祭が開かれ、春を告げる花として古くから愛され親しまれています。 自然樹形が美しいので洋風建築の建物にもよく調和します。葉は羽のようにふわっとした羽状複葉や細長い葉、三角形の葉、トゲのある種もあります。葉の色は銀葉と名付けられているように銀灰色のものが最も流通しています。 新梢が紫色になるギンヨウアカシア"プルプレア"という品種や花に芳香があるフサアカシア、三角形の葉が特徴的なサンカクバアカシアなどがあります。 レンギョウは主に枝の先端が地面に付くとそこから根を出して増える「つる性」のタイプと、幹や枝が立ち上がる「直立性」タイプの2つがあります。 細長い枝を地際からたくさん伸ばして、枝を埋め尽くすほどたくさんの黄色い花を咲かせます。花びらは基部から深く4つに裂けてうつむき加減に開きます。丈夫で育てやすく寒冷地でもよく育ちます。庭木としても、公園や垣根などにも用途が広いのが特徴です。 鑑賞価値が高く、日本でもっとも栽培されているのは枝が直立するシナレンギョウや枝が弓状に伸びるチョウセンレンギョウで、シナレンギョウとチョウセンレンギョウをかけ合わせた 園芸品種も普及しています。それらに比べて普及率は低いのですが日本原産のヤマトレンギョウ、ショウドシマレンギョウがあります。 沖縄を除く日本各地の山野に分布する樹木で、開花期は早春2月〜3月頃です。花は軽くよじれた糸のような花びらで、一カ所に数個まとまって咲きます。花は強い香りを放ち、遠くまで漂います。 早春にまず咲くところから、それが転じてマンサクとなった言われています。また、黄金色の花を枝いっぱいに咲かせた姿を豊年満作と縁起をかつぎ、マンサクとなったと言う説もあります。 朝鮮半島原産の落葉樹で開花期は3月〜4月上旬で、葉が芽吹く前に5mmほどの黄色い小花を枝いっぱいに咲かせ、満開の花が黄金色に輝くように咲く姿から「ハルコガネ」の別名があります。 葉で全く遮られない分、遠目でも鮮やかな色がわかります。サンシュユの名前は中国名の「山茱萸」を音読みしたものです。茱萸はグミのことを指し、その通り形・色・大きさ などグミに似た楕円形で光沢のある果実を付けます。 ウメやモモなどは早春の風がほのかな香りも一緒に運んでくれます。同じように花の芳香を楽しみたいのであればジンチョウゲも捨てがたいところです。 また、大きな樹木の根元や花壇には、真っ白な花で覆われた枝が楽しげに飛び跳ねるユキヤナギを。他にもコブシやボケといった早春に咲く花木をお庭に合わせて活用することで、季節の移り変わりをいち早く感じ取れる…そんなお庭、素敵ですね。 |
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