ホーム > エクステリア・庭 > 素敵なお庭をつくりましょう!>第8回 春が楽しみ!秋植え球根 |
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今年は春に向けて球根を植えてみたいのですが、植え方のポイントがあれば教えてください。 秋も深まってイチョウの葉が黄色く色づき始めたら、秋植え球根を植え付けるタイミング到来です。寒い冬を越え、春先に土の中からちょこっと頭を出した黄緑色の芽を発見すると、それから葉が出て伸びた茎につぼみを付け、花が咲くまでのワクワクする気持ちは春の訪れと共に嬉しい気分を高めてくれます。 パンジーやビオラなどの一年草と一緒に植えたり、違う種類の球根を開花期が揃うように選んで植えるなど、球根の楽しみ方はさまざまです。 |
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多種多彩な品種や色がそろう人気のチューリップをはじめ、秋に植えたいお勧めの球根はクロッカス、スイセン、ユリ、ムスカリ、ヒアシンス、アネモネ、ハナニラ、ラナンキュラス、スノーフレーク、フリージア、グラジオラスなど。 そして、球根植物の魅力はなんといっても植えてしまえば後はほとんど手間がかからないことです。庭植えにしたスイセンやムスカリ、ハナニラなどは、数年は植えっぱなしのままでも子球が育ち、毎年花数を増やして咲いてくれる自生力の強い球根植物です。 そんな魅力いっぱいの球根栽培のポイントをご紹介しましょう。 球根を選ぶ時に気を付けたいことは、皮がほとんど剥がれていたり、触ってみてやわらかいものは避けましょう。球根に少々キズがあっても根が出る部分がキレイなら大丈夫です。 ほとんどの球根植物は日当たりと水はけの良い場所を好みます。 コンテナ(横長プランターや植木鉢)に植える場合は深めのものを使用し、球根1個分くらいの覆土が欲しいのですが、球根の頭が少し見えるくらいの浅植えでも大丈夫です。根が伸びていく球根の下のスペースを確保することを優先して深さを決めましょう。 球根と球根の間隔は1個分くらいが目安で、ボリューム感を出したい場合は球根同士がぎりぎり触れ合わないくらい密植にしても構いません。草花用の培養土を使うと良いでしょう。 花壇など地面に球根を植え付ける場合は30cm位の深さまでしっかり耕します。覆土の目安は球根3〜4個分の深植えにします。深めに植えた方が花が付いた時に重みや風で茎が倒れ難くなります。間隔は球根1個分が目安ですが、植えたままで翌年も咲かせたい場合は2個分ほど間隔を空けるとよいでしょう。 ユリの仲間は球根の上にも根を出すので深植えにするようにしましょう。立派な花が期待できます。 植え付け後の管理のポイントは、コンテナの場合は水の遣り忘れに注意しましょう。パンジーやビオラなどと一緒に植えることで遣り忘れを防げると同時に、冬の間も華やかさを保てます。過湿は球根を傷めますので、土が乾いてからたっぷり水を遣るようにしましょう。 花壇など庭植えの場合は植え付け後にたっぷり水遣りをしておけば、あとは自然の雨に任せます。乾燥した日が続くようなら水遣りするようにします。 春の開花後は球根を充実させてやると、翌年も花を楽しむことができます。花が終わったら種ができないように花茎を切り取ります。そのまま日当たりの良い場所で葉が黄色くなって枯れるまで液体肥料を与えながら球根を充実させます。 コンテナの場合は葉が枯れてきたら軒下などの雨の当たらない場所へ移動し秋までは水を与えずに管理するとよいでしょう。 寒い冬を地中でじっと耐え、春に花開く花たちの姿を思い浮かべながら球根を植え付ける楽しみを、ぜひ味わってみてください。 |
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