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ネット銀行は、店舗数が限られているため経営にかかるコストを抑えることができます。その結果、千夏さんがお調べになられたように、一般の金融機関よりも低めの金利が設定されています。 ネット銀行での借入は、金利や各種手数料も一般的な金融機関よりも安めで、24時間手続きができるというメリットがある反面、必要な資料を揃えたり、書類を書いたり、全て自分でやらなければなりません。そのため、意外に手続きに時間がかかってしまうというケースもあるようです。 また、すべての手数料が安いわけではなく、融資事務手数料がかなり割高になる場合もあるので、詳細なことまで良く調べて、検討することが必要です。 ネット銀行は、自分でいろいろと調べたり、じっくり比較検討することが得意な方や、金利の動向や様々な情報に敏感な方には向いているといえますが、担当者と顔を合わせてじっくりきめ細やかな説明を期待している方には不向きかもしれません。 |
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千夏さんのように、住宅ローンを組もうとする方には、住宅金融支援機構のフラット35は気になる存在ですね。フラット35は、住宅金融支援機構が民間金融機関から住宅ローンを買い取り、それを担保とする債券を発行することで、長期固定金利の住宅ローンを実現させています。 2007年までは、半世紀にわたって、住宅金融公庫が個人の住宅の建築や購入するための資金を直接貸付していました。現在は、住宅金融公庫から住宅金融支援機構と名前もかわり、仕組みも変わりましたが、国が住宅の建築や購入のために支援する機関であることは変わりありません。 フラット35は、一般的な銀行・信用金庫、JA・労働金庫の他、ネット銀行やノンバンクといわれるところから利用できます。フラット35で借入をするための条件は、どの金融機関でも同じなので、A金融機関では融資を断られたけれど、B金融機関では借入できたということはありません。 しかしながら、住宅ローン債権を買い取るのは、住宅金融支援機構一箇所ですが、フラット35を利用できる金融機関は全国で300以上。金利や融資事務手数料には、金融機関ごとに大きな違いがありますので、いくつかの金融機関を比較検討する必要があると言えます。 では、このフラット35の金利をネット銀行や都市銀行で比較検証してみましょう。ここで注意したい点は、融資事務手数料です。 融資事務手数料には、「定額型」と「定率型」の2つがあります。 「定率型」は、借入額×○%提示してあり、借入金額に一定の率を乗じた金額のものです。同じ金融機関でも両方の融資事務手数料を提示しているところもありますし、片方だけのところもあります。 |
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一般的には、定額型より定率型の方が、金利が低い傾向になので、定率型の融資事務手数料は多額ですが、住宅ローンの毎月の返済額や総支払額には、大きな違いが出てきます。 それでは、上記の表に具体的な借入希望額をあてはめて、支払総額にどれぐらいの違いがあるのかみてみましょう。 たとえば… |
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このように、総額に約100万円の差がでました。もちろん借入の年数が減るとその分の差額も小さくなります。また金利や手数料は変動するものですので、よく調べて上記のようなシミュレーションするとわかりやすいですね。 他にも、住宅メーカーが出資しているノンバンクのフラット35では、提携先の住宅メーカーを利用する場合には、金利を優遇しているようなケースもあります。 ネット銀行のフラット35の金利は魅力的にみえますが、融資事務手数料や住宅ローンの総支払額(支払金利の合計)もきちんと計算して、比較検討されることをおすすめします。 |
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