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今回は、植裁プランと舗装のデザインで悩んだ玄関アプローチの完成編です。まずは、植裁から見ていきましょう♪
前回決定したわが家の4本の植裁の配置は、下記の図をご参照ください。室内からも見える、外観の正面に植えたシンボルツリーが3本。屋根付き駐車場の脇に1本。すべて、季節ごとに葉の色合いの変化を楽しめる落葉樹です。
ちなみに、これらの植裁の見積金額は
A : ヤマモミジ (H 2.5m) = 12,000
B・D : ヒメシャラ株立 (H 2.0m) = 18,000 ×2
C : ヤマボウシ (H 2.5m) = 12,000
計60,000 (税別)でした。
植えてすぐの様子はこちらです。芽吹く前なので、ちょっと殺風景ですが…。
そこから1年経って、ここまで成長しました♪やっぱり緑はいいですね。お家の雰囲気も全然違って見えます。
テラス前、左の一番背の高いヤマモミジ(A)は、新緑も紅葉も美しく、和風建築にもよく似合う樹です。イロハモミジに比べて、葉が小さめなのが特徴。また、ご覧の通り他の2本に比べて枝の伸びが早いので、たまに剪定して室内に飾ることもできるんです。
ところが…このヤマモミジ、その後の冬の積雪に負けて、真ん中から枝が折れてしまうという悲劇に見舞われました…。
やはり、雪国のシンボルツリーには積雪対策が必須ですね。現在では植木屋さんにお願いして、すべての木に枝の支えを施す「冬囲い」を行っています。これで越冬も一安心です。
ヒメシャラ(B・D)は「葉が小さくて、さりげない感じの紅葉する樹」という私の要望を受けて、外構屋さんが選んでくださったものです。目立って注目を集める樹ではありませんが、要望通り、秋になるとささやかに紅葉し、冬になるとささやかに散ります。
ただ…なぜか(D)の位置のヒメシャラがあまり元気に育たず、他の樹と同じ頻度で水やりしても、すぐにしおれ気味になってしまうのです。しかも1本だけ離れて植えられているために、水やりが若干面倒でして(汗)。今となっては、いっそ何も植えない方が良かったのでは?と思っているカ所です。
ヤマボウシ(C) は 樹形が美しく、初夏には星のような花が咲くので「ぜひ、わが家のシンボルツリーに!!」 とお願いして 入れていだきました。
この「樹形が美しい」の意味は、植えた直後だけでなく、成長しても枝の伸び方がかっこよいということ。さらには剪定せずに放っておいても、冬に落葉して枝だけになってしまっても「いつでもサマになる」ということだと、何年か経ってから気付きました。
ヒメシャラも樹形が整った品種だそうで…言われてみれば剪定した覚えがないし、いつ見ても綺麗な枝ぶりです。
ズボラな人には、この「樹形が美しい」というのは重要なキーワードかもしれません (笑)。
もう1つ、メンテナンスが気になる人向けの情報ですが…葉の小さな落葉樹はおすすめです。葉が小さいと落葉したときの掃除がラクで、とくに苦になりません。樹形が美しく、葉の小さな樹であれば、それほど手をかけずに紅葉を楽しめると思います。
前回、悩んでいた2つのパターンのアプローチ。
【1】コンクリートで造る飛び石風
【2】自然石を並べて石畳風
お願いしていた見積もりがでてき出てきたのですが、その金額は…
【1】税込 126,000円
【2】税込 243,075円
なんと!自然石を使ったプランは、コンクリートの約2倍!!こんなにも差があるとは思っていませんでした。【2】の見積書をよく見ると、必要な敷石21枚分の値段だけで136,500円也…。
どちらの案も気に入っていたので、ここは迷わず安いほうの【1】を選ぶことに。それぞれの完成イメージと見積もりをきっちり出してもらったおかげで、納得して決めることができました。
それでは、完成した玄関アプローチをご覧ください。
飛び石状の型枠をつくってコンクリを流し、表面のモルタルを洗い落とした「玉砂利洗い出し」仕上げ。美しく実用的な質感に大満足です♪
飛び石のまわりには、防草シートを敷きつめた上に防犯砂利を撒いています。靴の裏にくっつかないように、大きめの3〜5cmほどの砂利を選びました。これで玄関が汚れる心配はありません。
ところで、わが家の建物本体の周辺には、アプローチと同じ防草シートと砂利を敷いているのですが…暮らしてみて身に沁みたことがあります。それは防草シートと砂利では、雑草を防げないということです(涙)。想像以上に、風に乗った土が砂利の上まで運ばれてきて、そこに雑草が根付いてしまうのです。この処理が地味に大変で…。
要望の段階ではアプローチの合間にも植栽を入れようと、一部分だけ土を残す予定だったのを覚えてらっしゃいますか?実はこれ、維持していけるか不安になり、工事の際に取り消してしまったのですが…止めておいて本当に良かった〜(ズボラ発言)!!
今後は植栽A・B・C・Dの根元部分にグランドカバーを植え込み、そこから家の周辺へとグランドカバーが広がっていけば、土や雑草が気にならなくなり、当初思い描いていた「苔むした感のある外構」にも近づくのでは!?と画策しています。これから少しずつ、手を加えていきたいと思います。
さて、続く外構の最後は「テラス」の要望編です。新しい家には庭がなくとも「テラス」はほしい!と思っていたぐらい、優先順位の高かったスペースです。詳しくは次回に♪
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