今回は、子ども部屋の完成編です。ここにもたくさんの要望を挙げましたが、うまく収まった間取りはこちら。
それぞれ約5畳の広さしかないので、スペースを最大限に使えるよう、収納や壁に工夫を凝らしています。それでは2階へお上がりください。。
こちらが子ども部屋の入り口です。「狭くても、最初から2つつくる」という希望どおり、出入口も2つ並んでいます♪ |
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どうぞ、中にもお入りください〜。まず、こちらが子ども部屋(A)です。 |
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こちらの部屋は、南と西の2面に窓があります。 振り向くとこんな感じです。
広さは4.5畳で、そこに0.75間のクローゼットが付いています。その写真がこちら。
クローゼットには折れ戸を付ける予定だったのですが、予算削減のため、やめることにしました。折れ戸1つに7万もかかってしまうので…。
必要になったら、ここには突っ張り棒かレールを付けて、目隠しのカーテンを吊るす予定です。
奥行は、一般的な約60cm。しかし幅が 0.75間しかないので、女の子の衣類をすべて掛けられるかどうか、不安が残ります。
そこでポール部分の造りを工夫してみました。 |
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ポールを壁に付けて固定するのではなく、可動式の枕棚の下に取り付けました。これなら棚板と一緒に、ポール自体の高さを自由に変えられますし、ポールの上部分には、常に収納スペースができます。
例えば、まだ子どもの身長が低い時は「棚板 + ポール」の高さを下げれば、小さな子にも使いやすい収納に。
子どもの背が伸びて、手持ちの衣類も増えてきたら、同じ造りの「棚板 + ポール」を もう1枚追加して、2段にする予定です(写真右を参照)。
続いて、天井を見上げていただくと…ここは憧れの「勾配天井」になっています! |
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とくに梁などがある訳でもなく…つるんとした天井で、すみません(笑)。断熱のことなどを考えると、あまり天井を薄くできず、梁を出すことができませんでした。
設計図を見てみると、部屋の奥の天井 (勾配終わり)は高さ2200mmで、右側の天井 (勾配始まり) は高さ2980mm。
ものすごく高くはないですが、予想どおりの開放感があって4.5畳の部屋でも狭く感じません。
横が狭ければ、縦に伸びてみる…というのは、視覚的な広がりを得るには有効な手段なのだと、改めて思いました。 |
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造りつけのクローゼットだけでは収納が足りない場合は、この勾配天井の高さを活かして、ベッド下の空間を利用することを考えています。普通のベッドよりも脚が長く、下に引き出しを2段ぐらい置ける「ミドルベッド」辺りがちょうど良さそうです。
それに合わせて、少し高めの位置にもコンセントを設置しました (右写真)。ほかにも、机を置く予定の場所にはマルチメディアコンセントを設置するなど、コンセントは多めに付けたつもりです。狭いからこそ、電気コードの類が床を這うのは嫌だと思ったので。
ミドルベッドや机のような家具を置くためにも、窓の位置はやや高めにしてあります。こうすると、窓の前でも家具が置きやすいですし、隣家の人と目が合ってしまう…なんて機会も減ると思います。
もう一つの子ども部屋(B)が、こちらです。 |
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基本的に子ども部屋(A)と(B)の設備は左右対称で、ほとんど同じ。違うのは、(A)には窓が2つあるのに、(B)の窓は、写真に写っているこれ1つだけということです。
とはいえ窓1つでも、この部屋はとても明るくて、暗さは全く感じません。さすが2階の南向き窓! 天窓を付けたほうが良いか、悩んだ時期もあったのですが、この窓だけで十分でした。
ほかにも(B)の部屋は、戸を開けると目の前がフリースペースになっており、窓が2つの(A)より開放感があるので、条件的には50:50 だと思います。きっと、子ども喜んで使ってくれるでしょう (笑)。
最後に…(B)の部屋には壁とスペースを最大限に活かす、ささやかな工夫が1つあります。それは、この引き戸。
当初の間取り(左図)では、下記のように左角にぴったり合わせていました。
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この戸の位置を少し右に動かすことによって(右図)、室内側に棚が置ける余裕が生まれましたし、戸の引手側に照明スイッチを配置することもできました!
戸の引手側に照明スイッチがあるほうが、操作するには便利ですね。
途中で気づいて、変更して良かったと思うところです。
以上、狭いながらも最大限に壁・床・天井を活用できるよう、細かい工夫を凝らした子ども部屋でした。
まだ使っていないので、子どもの感想はありませんが…今後、自分たちなりの工夫も加えていって欲しいと願っています。
さて、次回は間取りから離れた「番外編」として、わが家の暖房器具をご紹介させていただきます。雪国なので、暖房器具にもこだわりがあるんです♪
今年1年お読みいただき、またたくさんのご感想をいただきまして、本当にありがとうございました。
来年も「こだわりママの家づくりノート」を、よろしくお願いいたします! |
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