今回は、2階の子ども部屋についての要望編です!「フリースペース」の回でも、大まかな間取りは登場していましたね。ここに要望していたのは、次のようなことです。
【子ども部屋の要望】
1)狭くていい (4〜5畳)。
2)狭い分、廊下を取り込むなどして、
広く感じるようにする。
3)子ども2人分で2部屋(最初から仕切る)。
4)狭くても、設備・収納などを充実させて
居心地の良い部屋にする。
5)天井を高くして梁を見せ、解放感を出す。
6)本人の好みに対応できるようなシンプルな内装。
家具も造りつけにせず、模様替えを楽しめるように。
7)明るく、風通し良くする。
狭くてもいいので、最初から2部屋。そして狭いなりに、快適に過ごせる部屋になるように…と挙げた要望です。
ひとつずつ、詳しくご説明していきたいと思います。
「1)狭くてもよい(4〜5畳)」というのは、子どもに「個室にこもってほしくない」という理由からではありません。
わが家は家事動線重視で1階が広く、予算もそちらを優先させていたので、必然的に子ども部屋は4〜5畳になるだろうと予測していただけです。それに加えて「個々の部屋にスペースを割くよりも、共有スペースを広く設けたい」という想いもありました。
そして必要なときは、共有スペースと繋がることもできる…という子ども部屋に、とても憧れていたのです。
以上のことから、配置はすんなり決まりました。
フリースペースの向かいです。
引き戸を開け放てば、「2)廊下を取り込むなどして、
広く感じるようにする」という要望を満たすことも可能になります♪
次は「3)子ども2人分で2部屋(最初から仕切る)」という要望について。
家を建てるときに、子どもがまだ1人だったり、小さかったりする場合…
・部屋を仕切りなしでつくり、
仕切りが必要になってから仕切る。
・はじめから2部屋以上を準備する
このどちらを取るかは、よく議論されるところですね。
わが家の場合は、最初から仕切った子ども部屋を2つつくることにしました。それも建具や収納家具で仕切るのではなく、きちんと「壁」で仕切られた部屋です。
・まだ1人しか子供がおらず、今後生まれたとしても
年の差が大きい姉妹になるから。
というのが大きいのですが、その他にも
・子供部屋として使わないときも、夫婦の趣味の部屋や
客間に転用しやすい。
・小さい部屋のほうが熱効率がいい。
・後から仕切りをつくるのは大変そう。
などということが挙げられます。将来的に、子ども部屋が2つ要らなかったとしても、約10畳(5畳+5畳)もの空間を使いこなせるシチュエーションが、どうも想像できなかったのですよね。5畳×2部屋なら、あれこれ思いつくのですが…。 |