これまでの不満をもれなく解消できるように、こと細かく挙げております…。
上記の要望に沿って、設備・家電・収納棚などの細かい配置を決定しました。
はじめにも書きましたが、一番のポイントは洗面と脱衣室を分けられたこと。女の子が年頃になると「娘が洗面所を占領しちゃって、お風呂に入りづらくって…」なんて話もよく聞きますし、別々に使えた方が、お互いにストレスが溜まらないと思います。
さらに、掃除道具や洗濯機など生活感の出る物を脱衣室に持って行くことで、洗面室をスッキリさせることが可能になります(理想はホテルのような、おしゃれなパウダールームなのですが… ちょっと言い過ぎ??)。
お客様が来られたときは、使いやすいよう、廊下に面した引き戸を開けっ放しにしておく予定です。「いつ見られても恥ずかしくない」、そんな洗面室を目指したいものですね。
逆に脱衣室は、家族しか使わないプライベートなスペースとして、とことん実用性を追求できます。
動線についても、少しご説明させて下さい。1日の中で、家族が洗面室を使うシーンを思い浮かべていくと、朝・帰宅後・寝る前… など、さまざまな方向から動線が発生します。ということは、どこからもアクセスしやすい場所に洗面(脱衣)室を置くのがベストではないかと考えていました。
要望書では、洗面(脱衣)室の位置関係について
(1)洗面(脱衣室)からリビングを通らず
2階に行けるように階段の近く
(2)キッチンの近く
(3)帰ってすぐに手が洗えるように玄関・勝手口の近く
(4)衣類クローゼットの近く
と挙げていましたが、これらを全て満たすのは難しく…。
前回触れたように、水回りは北東に集めるプランで進んでいたことと、洗面・脱衣室を階段側とキッチン側の両方から出入りできるようにしたので、上記(1)(2)の要望は叶えられました。
家事動線としてはこれで十分ですが… 帰宅時の動線を考えると、ちょっと長めです。
玄関から入って玄関収納でコートを脱ぎ、衣類クローゼットに行ってカバンを置き、洗面室で手洗いうがい。まぁ、たいそうな距離をグルグルすることになりますね(汗)。 |