７月に入り蒸し暑くなってきました。家から車でほんの少し走ると田植え後の稲が成長し、一面緑のじゅうたんになった風景に出会います。これは、1年の中でもかなりお気に入りの景色で、私にとって夏を感じる瞬間です。 後一ヶ月もしないうちに、ギラギラした真夏の暑い日ざしがやってきます、朝夕はまだ涼しい今の時季がもう少し続けばいいのになぁ〜と思う今日この頃です。

さて今回のホリディクラフトは、そんな夏の太陽によく映えるシルバー雑貨です。最近人気の“シルバークレイ”聞いたことがある方も多いと思います。通常の粘土細工と同じ様に造形でき、焼成すればシルバーになるという、手軽なシルバークラフトです。 どうやらこのシルバークレイ、お家で簡単に出来るらしいのです。先ずは情報集めからと、ネット検索すると材料も作品もたくさんヒットしました。

心配していた焼成という作業も、家にあるカセットコンロでＯＫ！ということだったので、さっそく初心者キットを購入。届いたキットの中身は銀粘土のほか、焼成用の網、磨きヘラなど一通りの物がセットになって約5,000円、作品のレシピカードなども入っていて初心者には親切な内容です。

最初からだいそれた作品は難しいので、今回は小さなアクセサリー入れに挑戦。想像していたよりも主となる銀粘土の量が少なかったので、薄く薄くのばして小さな雑貨づくりにトライしました。乾燥しないうちにササッと仕上げるのがコツですが、これがなかなか難しい…。

失敗しないためにも、作るものを明確にイメージし、簡単なデザイン画を描いてから始めるといいですよ。私は時間のよみが甘く…、途中で銀粘土が乾燥しはじめ、悲しいかなぼそぼそになってしまいました。それでも水分を足しながらコネコネし、なんとか完成〜です。それでは手順を簡単に紹介しましょう。

少々不恰好ですが、このイビツな感じに愛着がわきます。アクセサリー置場として夏らしいインテリアに。乾燥前に粘土の表面にレースを押し付けると柄が写って模様をつくることもできるようです。あと大切なのが、粘土は焼く時に収縮するので、少し大きめに作っておくのをお忘れなく。

素敵なシルバーアクセサリー本をよく見かけますが、初心者としてはデザインに作業が追いつかない…、という悲しい現実が。そこで挑戦したのが、比較的簡単なヘアーアクセ。ヘアゴムなら、簡単なデザインでも可愛く仕上がるのではとアレンジしてみました。

今回はストラップやキーホルダーにもなりそうな可愛い「実ものモチーフ」に してみました。うーん…、仕上がりはさて置き、一度トライすると上達して周りの人を、ワァ〜！と驚かせたくなるはずですよ。