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広いリビングに、ウォークインクローゼット、それに家事室と書斎もほしい…夢のマイホームプランは膨らむばかり。しかし、予算や延床面積などの制約の中では、なかなか思うようにならなもの。 そんなときは、屋根裏収納(グルニエ)の活用を考えてみませんか?
一般的に、建物全体の延床面積の13%以上が適正と言われています。
しかし、夢中で部屋の広さや使い勝手を優先していると、つい収納スペースを見落としがちになります。理想の間取りプランができ上がったと思っても、後から収納が足りないことに気づき、泣く泣く居住スペースを削ることになるかも…。
そこで、活躍するのが屋根裏収納です。あらかじめ屋根裏収納を計画しておけば、居住フロアの収納不足を補ってくれるので、せっかくのプランを諦めなくてすみます。
暖房器具など季節の家電や、思い出の品やキャンプ用品など、どの家庭にもある普段頻繁に使うことのない荷物の収納場所に、屋根裏収納はとても最適なスペースになります。
屋根裏と聞くと、薄暗くジメジメしたスペースをイメージしてしまいませんか? ロフトのほうが、なんだかおしゃれで、明るく便利なのではと思う人も多いかもしれません。
でも、今では屋根裏収納も壁紙やフローリングで部屋と変わりない仕上げの快適スペースの屋根裏収納がとても増えているんです。
なにより、屋根裏収納にも「グルニエ」というおしゃれな呼び方もあるんですよ。では、同じように屋根裏空間を利用するロフトと屋根裏収納は、具体的になにが違うのでしょうか?
ロフト:部屋の天井を取り払って、屋根裏部分を活用するスペースです。部屋とつながっているため空調や照明も共用できるので、居住空間の延長として利用できるメリットがあります。
一方で、開口面の壁がないため収納への利用には制限があります。
屋根裏収納(グルニエ): まるで、一つ部屋が増えたかのような空間が屋根裏収納に広がります。四方が壁で囲まれているため収納力があり、生活スペースから見えず、見苦しくなることもありません。
はしごの先にある、好奇心を掻き立てるスペースの使い道は収納だけではありません。
屋根裏部屋は工夫次第で、居住フロアに確保しきれなかった趣味やユーティリティスペースとして活用できます。子どもがおもちゃを広げて遊んだり、音楽や映画をじっくり一人で楽しんだりと、普段の生活スペースの邪魔にならずに利用できる臨時スペースとして重宝します。
屋根裏収納のはしごや階段は、どこかの部屋を経由せずに出入りできる共有の廊下などに設置するのがおすすめです。誰かの部屋の中にはしごがあると、気兼ねなく行き来しにくくなるからです。
屋根裏収納をつくっても、つい行き来する頻度が少なくなって、捨てられないものが置かれているだけの開かずの間になってしまう心配も多いようです。
また、上り下りについては、安全な固定階段タイプを採用できればベストですが、地域によっては条例などで、固定階段を施工できない場合もあります(「小屋裏収納」ではなく、床面積に算入される居室扱いになる)。
はしごタイプを採用する場合でも、少しでも誰もが気軽に使えるように、アクセスしやすい位置にこだわってみてはいかがでしょうか。
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これからこの連載では、屋根裏部屋・ロフトについて、費用や法律、快適な活用方法など、じっくり研究していく予定です。みなさんの活用方法もぜひ下記よりご投稿ください♪
文:まっしんはやぶさ/イラスト:天野勢津子/編集:イエマガ編集部/スポンサー:マイホームデザイナー13
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