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ホーム間取り >間取り探偵 > マンガ・アニメの間取り「アニメ・マンガから見る間取りの歴史学みたいなもの」

間取り探偵
ヒントを手がかりに主人公が住む間取りを読み解きます…。読んでいる本やマンガにでてくる家の間取りが気になって仕方ない…なんてことはありませんか?
間取り探偵 過去の作品集
第97回 「マンガやアニメから見る間取りの歴史学みたなもの」
虎さん

昭和って在来工法のほかにも
たくさん工法が出てきましたね。

ホームズ

在来工法も実は変わっているんだよ。
例えば、木造軸組工法の貫(ぬき)と筋交い(すじかい)。

ざっくりと説明すると貫のほうが古い工法で、柱と柱の間に水平に通す構造材。

横揺れ防止のためね。それに代わってできた工法が筋交い。これの横揺れやねじれのために入れる構造材なんだけれども、柱と柱の間に斜めに入れるんだ。

虎さん

筋交いのほうが強いってことかしら?

ホームズ

施工精度によっては一概にそうとは言えないけれども。
貫の場合は大工さんの腕に影響されるけど、筋交いは材料削減と手間がかからず均一な強度を保った施工が可能なのよ。

虎さん

基礎もそうですよね。

ホームズ

あぁ、礎石・束と布基礎ね。

虎さん

建築工法の歴史学はありますけど、
調べてみると間取りの歴史学ってあんまりないですね。

ホームズ

う〜ん。その時代時代で流行した間取りはあるのだけれど…。

工法は時代によって進化してゆくのだけれども、それとは違って工法と違って間取りは家族構成や施主の年齢、嗜好で決まるから時代ごとにまとめるのが難しいんだよなぁ。

間取りは百家繚乱で施主の希望によって時代を遡及した間取りが採用されることがあるものね。

虎さん

でも、昭和は大きく間取りが変わってきた時代。後編は、昭和から今日までの間取りの特徴をまとめてみましょう。

探偵イエマガ・ホームズ 岩手県イーハトーヴォ在住の間取り専門の探偵。
今まで数々の間取りを解明してきたが、今回イエマガ専属の探偵となってその読者から寄せられる間取りの【謎】の解明に挑む実は秘書がいないとなんともだらしない男。 間取り★探偵 名作マンガの間取り 秘書虎さん イーハトーヴォの猫の第六事務所の二番書記という経歴を持つ優秀な秘書。探偵の気がつかない視点からズバリとポイントを指摘する。
用語解説
イーハトーヴォ……岩手県出身の宮沢賢治が「岩手」のことをエスペラント語風にイーハトーヴォと名付けた。
猫の第六事務所……宮沢賢治の童話に出てくる、猫の歴史と地理をしらべる事務所。

時間か止まっている桜新町。サザエさんたちが住む街で、いまだ道路は舗装されておらず。 仲良しご近所さん3軒は昭和の間取りが象徴的に混在。

サザエさんの家は多世帯での入居を前提とした田の字型農家住宅のなごりを残している。

例えば波平さんがお亡くなりになったときに、その部屋と、居間を交換するなど。
さらにカツオとワカメが成長してなお、マスオさんが同居を選んだ場合、次の通り部屋わりに変更したらよいでしょう。

 (1) 居間 ⇒ フネの部屋
 (2) カツオとワカメの部屋 ⇒ ワカメの部屋
 (3) マスオ・サザエ・タラちゃんの部屋 ⇒ カツオ・タラちゃんの部屋
 (4) 客間 ⇒ マスオ・サザエの部屋
 (5) 波平とフネの部屋 ⇒ 居間

このように家族構成が変わった場合や家族が成長したシーンに応じて、部屋を代えることで対応していける間取り。

今みたいに住宅ローンが充実していなかった時代に建設されたもので、なかなか建て替えができないぞ! といった当時の予測から二代・三代と使えるように各部屋の性格を固定化しない使い方。

一方、裏のおじいさんの家は広間型農家住宅を一般住宅にフィードバックしたスタイル。意匠は年齢的な嗜好が優先されているのではないだろうか。

伊佐坂先生の家は、次の章でも説明するけど、中廊下とDKを採用した昭和中期の間取り。

『やっぱり猫が好き』〈江戸編〉

第94回目の本文にも書いているけれども、昭和初期〜中期は劇的に間取りが変わった時代。 また、部屋の間に「中廊下」を設け家族間のプイバシーも考えられるようになってきた。

生活スタイルにも変化が見られ、調理と食事を同じ部屋でするといった合理的な設計がされるようになったけれども、年に何回来るかわからないお客さんを意識した客間や応接室がまだ多くあった。

「宮沢賢治シリーズ」〈前編〉

昭和30年代から40年代にかけて、今まで台所・DKと居間のあいだにあった廊下がなくなってきた。 ちょっとだけ来客を意識して、何かしらの棲み分けはされているのだけれども、DKと居間がくっつき始めたLDKへの黎明期だ。

第6回『夏目友人帳』

この家も居間とDKが併設されており、使い方としては普段は開けた状態で使用しているが来客があったときのみ引き戸を閉めている。
さらに一歩LDKの使い方に近づいてきた時代。

『蛍火の杜へ』

DKと居間の間の壁が取り払われたLDKが主流に。
動線という言葉が、設計依頼の際に主婦から聞かれるようになった。今まではどうしてもどこかで来客を意識してきた間取りがその動線を断ち切っていた。

この時代、本当の意味で家族のための家と意識が変わってきたのだ。
和室の性格も客間のみに使用するのではなく、夫婦の寝室であったり、趣味の部屋であったり、別の目的のための部屋としても使用されるようになった。

この頃の住宅営業マンには建築費が希望予算をオーバーしないように、このようなセールストークがありました。

「お客様は年に何回くらいいらっしゃいますか?その中でお泊りになられるのはどのくらいですか? 年に1-2度しか使わないお部屋はもったいないですよね。
客間としてではなく、趣味と部屋としてこの和室をお使いになれば、別に趣味や書斎の部屋を作った場合に比べて建物の全体面積を圧縮することができますよ…」。と。

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昭和時代に建築されたと思われる建物(リンク)
第11回『こちら葛飾区亀有公園前派出所』/第13回『おはよう!スパンク』
第21回『ときめきトゥナイト』
第24回『ど根性ガエル』第25回『Gu-Guガンモ』
第28回『あさりちゃん』第30回『がきデカ・前編』第31回『がきデカ・後編』
第35回『池中玄太80`後編』第41回『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない』
第43回『にゃんこい!』第45回『うさぎドロップ』第47回『苺ましまろ』
第48回『ばらかもん』第56回『山田太郎ものがたり』第60回『時をかける少女』
第63回『ヨポヨ観察日記』
第66回『おそ松くん』第73回『海街diar』
第74回『コメットさん』第75回『小さな恋のものがたり』第76回『ダッシュ勝平』
第88回『新旧ドラえもん』第89回『ひみつのアッコちゃん』
第90回『3月のライオン』第96回『おそ松さん』
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堀内三佳のおうち大好き!

2015年12月9日
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