使用したメインの大きなお皿（下から２枚分）は、IKEAのものです。このサイズ感とお値段、そして手持ちの他のお皿のデザインともぴったりで、見つけたときは即決でした。それから、随分と前に蚤の市で買ったノルウェイのメーカーのケーキ皿を重ねています。

一番上に乗せているのはグロッグというホットワインをいただくための専用の小さなグラスでやはりフィンランドの古いもの。その下に受け皿代わりの小さな小皿。

実はこれは、デンマークのヴィンテージのクリスマスのイヤープレート。ヴィンテージの食器はどれも思い出深く、この時期にわが家では大活躍のお気に入りのものばかりです。

そして、お皿をこのような順番で重ねているのには、理由があります。

寒い冬にゲストをお迎えしたら、まず身体を温めるためにお出ししたいホットワイン、そして、冷たいお料理、次に温かいお料理、食べていただきたいメニューに合わせた順番で、それにあったお皿をゲストが使えるようにしているのです。

白色で使いやすそうな平皿。即決されたのもよくわかります。スーパー（IKEA）で買えるリーズナブルなものとブランドもの、ヴィンテージのものをミックスされているんですね。

さて、このお皿に載るのは…今回は、どのようなお料理をご準備いただいたのでしょうか？

まずは、ノンアルコールのグロッグ（ホットワイン）、それと合わせていただくジンジャークッキーとブルーチーズ、ドライフルーツの軽いおつまみ。

次に冷菜は、自家製サーモンマリネのディルソース。そして、温かいお料理は、これぞスウェーデン家庭料理の定番！

ショットブッラ（ミートボール）のリンゴンベリージャム添え、そして、クリスマスの食卓に欠かせないユニークなネーミングのオーブン料理『ヤンソンさんの誘惑』というジャガイモ料理です。

みなさんに気に入っていただけるか、ドキドキです！

やっぱり、オーブンからいい香りが！ 「ヤンソンさん」…どんなお料理か気になります。スウェーデンの料理をいただくのは実は初めて。どんな材料が使われるのか、ぜひレシピも教えてください。

（次回に続く。後編の公開予定2016年12月14日です）