スッキリキレイな玄関をつくるシューズクローク-イエマガ

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詰め込むだけの収納や、なんとなくスペースを確保しただけの収納では、せっかくシューズクロークを作ってもついつい散らかってしまいます。何をどれぐらいおくのか事前に確認して、収納する場所・高さ等使いやすいように『適材適所』にレイアウトを考えておくことをお勧めします。

シューズクロークをシミュレーションしましょう
適材適所に効率よく収納し使い勝手のいいシューズクロ
ークを実現するためには、きちんと持ち物の量を把握し、
どこに何を収納するかシミュレーションしておきましょう。

今玄関まわりに置かれているモノや、シューズクロークを設置すれば収納したいモノを書き出してみましょう。靴（スニーカー・ブーツ・サンダル等）、傘、靴磨き、カギ、スリッパ、ベビーカー、趣味用品（ゴルフバック・スキー道具等のスポーツ道具・折りたたみ自転車・ガーデニンググッズ等）、杖、掃除用具・・・etcとたくさん考えられます。
また、春夏秋冬、5年～10年後と時間軸をずらして考えてみてください。冬は上着をどうするか、子供が大きくなってクラブ活動などの道具が増えたら、両親と同居することになったら……、収納するモノも変わってくるのではないでしょうか？

何をどれだけ収納したいのか書き出したら、次にやってみてほしいのが、シューズクロークのシミュレーションです。
あらかじめ荷物の量や動線をよくシミュレーションしておけば、荷物が入らなかたり、奥にあるモノを取りにいくためにわざわざ靴を履く事になったり……、などいうような不便を感じることにはならないでしょう。

帰宅して、玄関の鍵をあけてから電気をつけ、荷物を置き、靴を脱ぎ、上着を掛け、スリッパに履き替える……リビングに入るまで、どこに触れてどこを通り、どこにモノをしまうでしょうか。

動線に沿って無駄なく収納ができ、それぞれのモノの定位置が決められていると、自然と整理整頓の習慣もつき、モノが多いシューズクロークもスッキリと片付いた状態が保てるでしょう。きれいに収まっていると、掃除も簡単になり一石二鳥です。
収納したいモノの量やシミュレーションした内容をもとに、設計者に相談するといいでしょう。