待ちわびた春の到来ですね。桜も咲き、お庭やプランターの草花も新緑の芽をどんどん増やし賑わってきました。こうなるとお家の外回りが気になってきますね。

去年できなかったこと、ずっと気になっていること、今年こそはと思う事があれば今からしっかり計画を立てて完成めざして頑張りましょう！！

さて、「テラス・バルコニー・ベランダ」について、「近隣や道路からの視線を気にせず楽しく過ごしたい」「夏の日差し、照り返しや遮熱対策をして、快適に過ごしたい」というご質問をいただきました。

そこで２回に分けて、気候の良いこの時期から秋までを楽しめるテラスやバルコニーと、戸建てにお住まいの方だけでなくマンション等のベランダも【アウトドアリビング】として快適な空間にできるお話しができればと思います。

【テラス】…主に１階のリビングやダイニングの延長に設置される、一般的にタイルやウッドデッキなどで装飾されたスペースのことです。屋根がない場合でもテラスと呼びます。

【バルコニー】…主に２階以上で建物外に張り出した空間で屋根がないタイプで、下階屋根を利用したバルコニーをルーフバルコニーと言います。

【ベランダ】…一般的によくある仕様で主に２階以上で建物外に張り出した空間で屋根があるタイプ。洗濯物干しスペースを兼ねる場合が多いです。

まず、近隣や道路からの視線が気になる場合、1階テラスだと樹木を植えたり目隠しフェンスを設置することが一般的です（目隠しフェンスの回をご参照ください）。

バルコニーやベランダで、樹木による目隠しを希望する場合、直接植えられない構造がほとんどですので、「プランターに植栽」が主流です。しかし、小さなプランターですと強風での転倒や水やりの管理などが大変になります。大きめのプランターだと管理しやすく、四角いものを選ぶとより転倒しづらくなります。

では、これを何個も設置して…となると重さのの問題やスペースの無駄使い、床材の劣化やメンテナンス時の苦労などいろいろとと考えられますので慎重に。

目隠しフェンスを希望される場合は、スペースは最大利用できます。しかし、固定にかなりの配慮がいりますので工事店に相談されることをおすすめします。

どうしてもDIY希望の方は手摺に針金やタイラップ【対候性のもの】を利用してパッキン【ゴムなどの あて物】をして固定することをおすすめします。

上級者はホームセンターにトレリスなどを固定するグッズやベランダにプランター設置できる固定金具等を利用してスマートに仕上げてみてください。

次回は、室内への照り返しや遮熱対策と実例と、おすすめのアウトドア家具などもご紹介します！