PromotionHome資金計画土地探し業者選び構造・建材設備間取りインテリア・収納エクステリア・庭更新履歴

閉じる

太陽光発電

書斎・家事室

外壁・屋根

子ども部屋

洗面室・トイレ・バス

寝室

ベランダバルコニー

玄関・アプローチ

リビング

照明

階段

薪ストーブ(暖房)

ダイニング

キッチン(パントリー)

ガレージ(カースペース)

ホーム5つの空間スケッチ第4回 和室は古いか新しいか


5つの空間スケッチ〜住まい創りを楽しもう〜第4回 和室は古いか新しいか
お茶の間は復活できるか?
スタッフT 僕は、和室にコタツにテレビという、いわゆる「お茶の間」スタイルへの憧れがあって、今住んでいる家の和室をそういう団らんの場にしたいと思っているんです。でも、テレビはリビングに置いているので、和室から見るには遠すぎて音が聞こえにくい。
それでどうしてるかというと、和室にテレビ用の無線スピーカーをつけてるんです。なんだか変ですよね。和室がリビングの横にあると、どうも団らんに使いにくいような気がするんです。
近藤さん それは、コミュニケーションがテレビを媒介にして成り立っているからですよね。本当は、テレビがなくても会話ができることを考えた方がいいのでしょうけど、難しいでしょうね。
スタッフT 多目的な空間としての和室を必要としている人は、今の時代、あまりいないかもしれないですね。和室というと老夫婦のためのスペースとか、そういう感じになっちゃうのかな。
  ステレオタイプ ドラマの中の茶の間
近藤さん それぞれの空間を目的化する流れは止められないと思います。なんでも使えるよ、という自由な空間の良さが、わからなくなっているんでしょうね。
布団をたたむ、ものを片付ける、掃除をする……そういう手間のひとつひとつが、子供のしつけや家族の務めとして大切な意味を持っていたと思うのですが。
和室をどう使っていいかわからない、イメージがわかないというのは、そもそも和室の使い方を知らないということですよね。冒頭に質問したのは、そこなんです。知識はあっても和室で暮らした経験や記憶がないから、自分のものになっていないんですね。
イメージがわかない和室よりは、いっそ目的がはっきりした部屋を目的に合わせてつくる方がいい、と思う人は増えているかもしれませんね。
 
前のページ 次のページ

近藤さんの空間スケッチ トップに戻る
バックナンバー
近藤さんの空間スケッチ
学びの場を演出する
くつろぎの記憶のスイッチ
シンプルに考える「おもてなし」
5つの空間スケッチ
玄関は“おもてなし”の場所
階段で何をしますか?
バルコニーの日常と非日常
和室は古いか新しいか
家族が創るキッチン

近藤裕人

有限会社 住まい創りパートナーズ/オフィス・コンドウ 代表。

関西インテリアプランナー協会会員。大阪ユニバーサルデザイン研究会メンバー。国際デザイン交流協会「ストーム・コンソーシアム事業」コーディネータ(平成18年度)。

1963年神奈川県生まれ、大阪育ち。「住まい創り」=「暮らし方」×「家造り」をコンセプトにスローな住まい創りをコーディネート。「ゆっくり、まず暮らし方を見つめることからはじめて住まい創りを楽しむ生き方を提案しています」。大阪府豊中市在住。



ページ公開日:2007年6月21日
ページのトップへ戻る
----
 

イエマガで人気のキーワード

間取り:「間取り」のもくじ >>

住まいの間取りの中で… >>

わたしたちの間取りの成功と失敗 >>

プロに聞く!間取りの要望ベスト3 >>

海外ドラマの間取りとインテリア>>

太陽光発電:太陽光発電のある家 >>

この太陽光発電を選んだ理由 >>

 

キッチン:わが家のキッチンプラン >>

使いやすさを追求したキッチン >>

キッチンが変わるパントリー >>

キッチン持ち物確認表 >>

我が家のシステムキッチン >>

収納:失敗しない収納プラン >>

シューズクロークのつくり方 >>

わが家の専用収納庫 >>

 

資金:家を建てる費用はいくら? >>

土地探し:土地探しの10のコツ >>

地盤改良:調査と口コミ >>

業者選び:業者との出会い >>

構造・建材:耐震ワンポイント講座 >>

施主支給したものと注意点 >>

エコ:あなたの家は高断熱? >>

庭:人気のシンボルツリー >>

 

マンガ:おうち大好き >>

お役立ち:家づくりノート >>

更新履歴 >>

Promotion >>

外部リンク:アーキデザイナージャパン〈英語〉 >>


・メルマガ登録

・サポーター登録


 
----