家づくりの先輩たち「イエマガサポーター」に聞いた成功・失敗の体験談や口コミ情報。
外構の弊や駐車場、花壇など自分でプランする方法をご紹介。>>
基本的なデザイン技術と庭づくりのポイントをガーデニングのプロに聞きました。>>
家のシンボルとなる木を植えませんか?人気のシンボルツリーとその特長を解説。>>
黒ア友晴
兵庫県西宮市でガーデンづくりから住まいのリフォームまで設計・施工を手掛ける 「アテックスデザインワークス株式会社」の代表。
大切な住まいだからこそ、住まう人のライフスタイルに合った機能的で快適なプランニングを心がけています。
一級建築施工管理技士
二級造園施工管理技士
フラワーデザイナー
すっかり季節は「秋」になりました。読書…食欲…スポーツ…芸術…いろんなことができる、やりたくなる「秋」ですね。そうそう、お庭の植物をお手入れすることやバランス良く植え 替えることも芸術の秋にふさわしいですね。
今回は、お庭についてよくあるご質問に、「DIYでできる」範囲で、解決方法やワンポイントアドバイスを一挙にご紹介していきます。
Q(1):生垣をつくりたいのですが、自分でもお手入れできますか?
A:そびえ立つ生垣は高所作業となり危険ですが2メーター程度以内の生垣であればお手入れができます。仕上げ方による見た目の違いと樹木の特徴がありますので事前に調べましょう。
ワンポイント:特に太陽の方に向いている枝葉は、伸びきる前にこまめな剪定を。一気に切ると葉がなくなりますし、枯れる原因にもなります。
Q(2):木の成長に伴い根元が盛り上がり花壇にお花が植えられない。
A:レンガや石を並べで客土(土を加えること)できるようにして、土留め・ロックガーデンにするのはどうでしょうか。
ワンポイント:樹木の根鉢位置(土と根がくっついて塊になっているところ。その木の根元まわりのサイズはそれぞれに異なる)内に植物を植えることは双方の成長に悪影響となる場合があります。
Q(3):植木を移動したい。お家を建替えする時、外構リフォームする時、不要になった木を伐採するのは可哀そう。どなたかに譲りたい。
A:大きくなった樹木の移植はその後の生存率と費用を考えると、「リスク以上に思い入れが強い樹木」の場合以外はあきらめたほうが良い場合が多いですね。譲渡も難しいと思います。
ワンポイント:生き物なのでなるべく活かす方法を考えてみましょう。これから植える方は成長姿をよく理解して植えましょう。
Q(4):雑草が多くて草むしりに困ってます。
A:除草剤を活用してみてはいかがでしょうか?最近では、子どもやペットに影響のない除草剤も市販されています。ほかには、「アジュガ」や「ポリゴナム」などのグランドカバーできる植物も研究してみてください。
ワンポイント:雑草がしっかり生えないうちに、草ぬきすることが大変な原因の一つかもしれません。また、草ぬきは、雨上がりがおすすめ。
Q(5):いつもお花や緑できれいな花壇にしたい。
A:花壇の日照条件を考慮し、宿根草と季節の草花「一年草・多年草」を調べて混植しましょう。花壇も鉢植えと同様に「器・うつわ」と考えて。
春・初夏・初秋・年末に植替えす。常緑低木を混植すると手間が軽減できます。将来は伐採または花壇のリフォームが必要です。
ワンポイント:お花や葉っぱの形状・色のコントラストは重要です。高さ奥行を考慮し、グループ分けをしてメリハリのあるアレンジが失敗しない秘訣です。
Q(6):ベランダでガーデニングがしたい。
A:構造にもよりますがベランダにも重量制限がありますが、ファイバー鉢や軽量土で軽量化できるものも売られています。また、リアルな人工芝やタイルデッキなどを敷くとグレードアップします。
ワンポイント:構造の腐食・防水層の劣化を抑制するために常に水きれ良く、土などが流出したままにならないように清潔にして下さい。
まだまだお困りのところがありますか?(下記のアンケートよりご質問をどうぞ)いろいろとお悩みは付きないと思いますが、次回は塀や水栓、表札などの【外構編】です!
イエマガで人気のキーワード 間取り:「間取り」のもくじ >> 太陽光発電:太陽光発電のある家 >> |
キッチン:わが家のキッチンプラン >> |
土地探し:土地探しの10のコツ >> 地盤改良:調査と口コミ >> 業者選び:業者との出会い >> 構造・建材:耐震ワンポイント講座 >> |
マンガ:おうち大好き >> お役立ち:家づくりノート >> |
|||||