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黒ア友晴
兵庫県西宮市でガーデンづくりから住まいのリフォームまで設計・施工を手掛ける 「アテックスデザインワークス株式会社」の代表。
大切な住まいだからこそ、住まう人のライフスタイルに合った機能的で快適なプランニングを心がけています。
一級建築施工管理技士
二級造園施工管理技士
フラワーデザイナー
今年も想定外の天候に左右される年になりました。2018年も秋になります。少しゆっくりとしたい季節になりましたね。
これまでお家に合った外構プランについてお話しをしてきましたが、外構工事や作庭の計画を立てている方や、リフォームを検討中の方の中には、改めてお庭とは?と考えた時、「活用の仕方がわからない」「イメージが漠然」「維持できるのか?」など、意外と主庭(メインとなるお庭)のあり方といいますか、そもそもどうしたらいいのかわからない、という方が多いようです。今回はその辺りのアドバイスをできればと思います。
そもそも、お庭とは?
(1)日常の癒しの空間
(2)住まいのディスプレイ
(3)趣味の場所
(4)屋外リビング
(5)自慢のお庭
など、用途はさまざまですね。これらの目的別にどのようなお庭をつくるといいか、また注意点を挙げていきましょう。
【目的】お庭を眺めたい。緑を楽しみたい。
【ポイント】そこに空気・風・四季を感じるようにつくる。
【注意点】よく眺めるため、お手入れが気になる。常によいコンディションのお庭に。
【目的】建物との調和。自慢の建物にしたい。
【ポイント】空・緑で建築物が映えるように。
【注意点】樹形などのお手入れが気になる。常によいコンディションのお庭に。
【目的】庭を散策する。ガーデニングを楽しむ。ペットが走り回る。
【ポイント】 個性にあった庭づくりを。
【注意点】細かいところが目に付く。季節の変化を楽しめるお庭。
【目的】庭の中で過ごす。太陽を感じる。バーベキューをする。ファニチャーで日向ぼっこなど。
【ポイント】ウッドデッキやテラスにファニチャー・目隠しパネルなど、予算に応じて仕上げる。それらのハードに対して植物のソフトをアレンジする。
【注意点】細かいところが目に付く。季節の変化を楽しめるお庭に。
【目的】見せるお庭。来客に見てもらう。
【ポイント】小路を誘導する。花や実がお話しのネタに。
【注意点】常によいコンディションのお庭に。
※どれにも当てはまるライティングの活用【照明・明かりの演出】もあわせて是非計画してください。
上記のように、それぞれのタイプで、メンテナンスが必要です。お庭が完成したときは、完璧な姿ではありません。樹木は成長しますし、樹形も変化します。このことからお庭は予算の8割ぐらいにとどめ、これから手間をかけるランニングコストとしての予算も考慮することをオススメします。
もちろん、家族構成も変化します。ライフスタイルに合わせて無理のない快適なガーデンライフを過ごせるように、お庭と一緒に成長していくことをオススメします。
これらを参考にこれからお庭を計画される方、何となく気にはなっている方は、完璧ではなくてもビジョン【方向性】が決められると失敗はなくなります。
DIYでもできることは、いっぱいあります。今秋から少しずつ頑張って、来年の春こそは清々しい春庭にしませんか?応援してます!
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