日本の夏本番。DIYでお庭のことなんてできないですね。猛暑ではやらなくていいと思います。それでもDIYに挑戦する方は熱中症対策をして下さいね。

今回は、家にあった外観を選ぶ時の「施工例を見たい。素材や値段的なこともアドバイスして欲しい」というリクエストにお答えしたいと思います。

新築の方は、家に似合う外構スタイルは割とスムーズに決まっていきますね。なぜなら、最近までお家の素材選びをして、それぞれを決定してきたところだからです。つまりコンセプトがある程度、明確になっているはずです。

ハウスメーカーですと、最初にシリーズを選ぶ段階で、外構を含めた施工例やイメージパースを、個性的な注文住宅ですと、その設計士や工務店がつくるデザインの方向性を見られていると思います。

これからさらにデザインの詳細を決めていくうえで、ご参考になるように、スタイル別デザインの特徴とポイントをご紹介していきたいと思いますます。

コンクリートや鋼板の無機質素材でスクエアな形状のモダンな家は、近年人気ですね。当然外構も無機質素材でスクエアにデザインし、余計な装飾をしないミニマムなスタイルがオススメです。

樹木も1〜2種類とスッキリさせ、土を見せない手法が似合います。

お値段は比較的安価になります。無機質素材が中心なため、経年劣化による情緒は見込めません。常に清潔がポイントとなります。

よろい貼りや暖炉の煙突が似合う欧米スタイルの家は、ツーバイ工法の代表ですね。カジュアルなスタイルが人気ですので、やはりウッドデッキの玄関まわりや ペンキで塗りこんだ木材やレンガ・石が似合います。

樹木は大きい存在感のある樹木をドーンと。背の低いフェンスと刈り込まれた芝生が似合いますね。

お値段は標準的なところになります。塗装や工作などDIYメンテナンス管理できるところが魅力の一つです。トールペイントやエージング加工もオススメです。

ロングセラーで根強い人気のスタイルですね。ナチュラル志向の方が多く選ばれますので、当然素材も天然ものが主流。

木材・ロートアイアン・石・レンガ・土など歴史のある素材がオススメです。お庭はオリーブや草花も映える「ガーデニング」という言葉がピッタリなお庭となりますね。

お値段は比較的高額になります。メンテナンスを含めご自身でガーデナーとしてDIYで管理できるところが人気の理由の一つです。

ほかにもご紹介したい「和スタイル」、「和でも洋でもないいいとこどりのスタイル」に、デザインする上で気をつけたいポイント、リフォームするときの注意点など、次回に続きます！