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外構の手本とDIY
外構の手本とDIY
第13回 外部物置が欲しい

黒ア友晴

兵庫県西宮市でガーデンづくりから住まいのリフォームまで設計・施工を手掛ける 「アテックスデザインワークス株式会社」の代表。

大切な住まいだからこそ、住まう人のライフスタイルに合った機能的で快適なプランニングを心がけています。

一級建築施工管理技士
二級造園施工管理技士
フラワーデザイナー

HP http://www.ie-niwa.com

外構の手本とDIY アテックスデザインワークス株式会社
物器を置くのは大変?

今回は「家の外部に物置をつくりたいのですが気をつける点はありますか?」、「後から物置を購入・設置する時の注意点は?」、「工事費などどれぐらいの費用 がかかりますか?」といった内容をお話ししたいと思います。

狭い国のうえ、「四季」というものがある日本だからこそ、今日のテーマ【物置】の需要が多いのでしょう。生活の中で、お庭で使うスコップやお掃除グッズ、植物の肥料、キャンプグッズ、冬用タイヤなどのカー用品、趣味の用品…などなど、お家の中に保管したくないものを どんどん収納してくれる大変便利なスペース。すでにお持ちの方、これから検討される方のご参考になればと思います。

外部物置

その昔は家に親戚が集まった時の食器や座布団、着物や餅つきのキネやウス、掛け軸などの美術品など年に数回しか使わないようなものを【納戸】【蔵】といった収納に保管しておりました。

農作業においても四季によって使用する道具や肥料はさまざまなものがあり、それらを入れる納屋は非常に便利 です。おそらく現在の【物置】はこの位置づけでしょう。各家庭での大きな行事はさほどでなくなった昨今でも、お家の内部以外に保管したいものは結構ありますね。

デザインにこだわった物置 大切なのはサイズを決めること

私はいつも物置を希望されるお客様には、特に「サイズ」についてよくお話します。

外部物置を設置してからよく聞くお話は…

・始めに入れてから何年も使用していないものが入っている。捨てるにはもったいないだけのものが入っている。
・物が増えて足らなくなり、もう一つ欲しい!

これはダメですね。まずは、最初にルール決めが大事です。サイズを決めて、このサイズで納まらない時は断捨離するという方式をとりましょう。

無理をして小さいサイズを買って結局もう一つ小さいサイズを買ってしまった。高価な大きいサイズを買ったはずなのに奥の方に数年前何を入れたか忘れた、こうならないためにも高機能なサイズ感は大事です。

いろんなサイズの物置があります。
物置のサイズ物置のサイズに注意収納庫付きベンチ縁側の下に収納スペース
物置のデザインと強度

当然デザイン性も大事ですね。せっかくのお住まいが無機質な物置のせいでガッカリ…とならないように。窓から見えるが浮いている。庭とマッチしない。といった景観面の問題もあります。

新築時に家の外壁に扉を付けた一体型の外部用収納スペースがありますが(建築設計時にどうしても優先順位が低いのですが)、これは理想ですね。

家から出入りできる外部スペース

近年は大手メーカーもカラーバリエーションも多く、選びやすくはなっていますね。※大手メーカーの物置の一番良いところは扉の開閉や構造のしっかりしたところ。つまり…かなり丈夫です!

他にもお洒落・スタイリッシュな物置・倉庫も販売されていますね。台風などの災害に備え設置場所によっては強固な固定をするのですが見た目も安定感のある倉庫がオススメです。

地面に固定された物置

素材も、同等サイズで安価な順からスチール製・木調ラッピング・木製・樹脂(FRP)製など数多くあります。強度の面からですとメーカーのスチール製、最近種類も増えてきましたFRP製、木製は設置場所とメンテナンス次第によっては長く使える場合もありますが 劣化するのが一番早いですね。

私がどうしても木製を提案したいという時には家と同じように屋根・壁・床の下地に防水と外部に耐水性を施したオリジナル木製物置を一から造ることがあります。

周りのフェンスやウッドデッキと木材を合わせる事で結構いい感じになったりします。手間はかかりますがご興味のある方は大工さんや工事担当者に相談してみてください。

木材の物置防水対策が施された木材の物置
DIYしてみたい?

ホームセンターなどで販売している倉庫でサイズにもよりますが、器用なかたでしたらDIYで組み立てられると思います。注意点は設置位置の路盤がしっかりと 水平で安定していることですね。基礎にブロックを使用する施工方法が主流ですが、このブロック設置と倉庫の床材設置が大事ですので、施工指針に従い丁寧に 組立てて下さい。

収納する物も重たいものを床に置くほうが強風にも耐えやすいですね。 工事店に組立て依頼される場合、参考としてメーカーカタログにも目安工事費用が記載されていたりします。

小さなもので運搬・基礎・組立て費の合計1万円前後からといったところでしょう。立地条件やオプション・小運搬などで工事費用は多少異なりますので工事担任者にご相談ください。

その他の物置に関する提案としまして、
・設置時に最寄り電源から電気を引き込みスイッチ式または人感センサー式のLED照明を付けると便利。
・台車での搬入や自転車やバイクなどを収納できるスロープを設置して段差解消。
・色褪せした物置を塗装する。
・その他の素材を化粧として貼る。壊れていない限り蘇ります。

などを挙げておきます。こんなことが出来たら楽しくなってきますね。DIYでもどうぞ。ぜひ、趣味・ガーデニング・野菜作りなどでよく利用する物置・倉庫にしてあげてくださいね。

物置にスロープ設置

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2018年2月28日
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