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黒ア友晴
兵庫県西宮市でガーデンづくりから住まいのリフォームまで設計・施工を手掛ける 「アテックスデザインワークス株式会社」の代表。
大切な住まいだからこそ、住まう人のライフスタイルに合った機能的で快適なプランニングを心がけています。
一級建築施工管理技士
二級造園施工管理技士
フラワーデザイナー
読書や食欲…秋の夜長を楽しみたい…今回はそんな秋にぴったりの「素敵なお庭になるためには、どこにどのような照明器具を配置すれば良いか教えて欲しい」「外構工事で照明のことを全然考えてなかったから夜は真っ暗」というご相談にお応えします。
新築時やリフォーム時に失敗しない照明器具選びや、明るさと豊かさを演出するライティングの楽しさをお話しできればと思います。
まず、お家の玄関ポーチにはブラケットなどの照明があります。これはどんなスタイルの建物にも付いてます。
次によくあるのが表札やポスト、インターホンなどがある門柱まわり。門柱に照明を付けるのは看板の様な目印の様な感じで意外と外構のセンスを問われる部分でもあります。
近頃は各メーカーさんもいろいろなデザインを研究販売されていて、商品選びも迷いますが、置き型の器具や壁面タイプは王道です。足元の花壇から門柱そのものを照らすスポットライトタイプも人気の間接照明です。
さらに商品の進化に伴い、これまで困難だったデザインが可能になってきました。表札を照らす小さな照明や、ライン状に照らすスタイリッシュなタイプまでさまざまです。
このように屋外照明は、夜間に足元を照らす、防犯のためといった位置づけから、建物やその他の構造物・樹木を照らすを加えたいわゆる見せる明かりへと変化しています。
夜のビルやマンション・レストランやお洋服店などなど何気なく見ている照明の手法が住宅にも使えますよ。
導入部(門柱)と玄関に照明があれば十分な配置の時もありますが、「アプローチが長い」「旗竿地などで玄関までの動線がわかりづらい」「足元が飛石で歩きづらい」、などで照明を考慮することも多くあります。
これもオーソドックスにポール状の照明を設置することことが多いですが、【スポットライト型でアプローチの素材やシンボルツリー を照らす】や【床埋没型やフットライト型で誘導的に照らす】もおすすめです。
また、近頃は一般住宅に使用する照明器具はほとんどLED照明ですね。まだまだ高額ではありますが小型化のうえ長寿命。LED化によりさまざまな色あいが表現できる優れた電球ですが、一部のアンティーク照明では露出する電球もデザイン性や雰囲気の点から従来の電球を使用する場合もあります。
駐車スペースや勝手口附近などは防犯性も考慮した人感センサータイプがオススメです。DIYでできるものがホームセンターにたくさんあります。ソーラー発電タイプもLED化で明るく長持ちします。
センサーと言えば屋外が暗くなったら自動で点灯し、明るくなるか指定した時間に消灯する明暗センサーを同時施工すると便利です。照明の付け忘れ・消し忘れがなくなりご不在時の自動点灯による防犯性が高まります。
現在使用中のほとんどの照明にも設置できるので 業者に相談してみてください。
これらのライティングシステムは一般的に3万円程度から数十万円と外構の規模に比例してお値段が上がります。もし、ご予算や将来ここに照明が欲しいなどでお悩みの方は、後に配線が困難なコンクリートなどをまたぐように地中にPF管やCD管を仕込んでおくと安心です。ほかに、カーポートやテラスの柱、フェンス柱などにも建てるときに仕込んでおくことで外構デザインのスッキリ感が増します。
まだまだ贅沢品ですが非常に生活を豊かにしてくれるのも事実です。夜、わが家に帰ってきた時の「俺の家!」、お部屋からナイトガーデンを眺めながら「私の庭!」と幸せに思える演出を楽しんでください。
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