間取りで悩んだときは
3DマイホームデザイナーLS2を使って解決
今回は、動きやすいキッチンの動線を考えるプランニング方法をご紹介したいと思います。
大切なチェックポイント
キッチンのレイアウト
vol.2 人気はアイランド型?
玄関の収納スペース
vol.1 収納量と導線で考える

家族がぶつからない、狭いと感じないキッチンが一番!と思いませんか?システムキッチンを選ぶためには、「動きやすさ」を考えておくことが大切です。

もちろん、見た目がきれいに、多めの収納量も大切な要素ですが、器具や食料品の収納は、天井まで使った棚を用いるか、そばにパントリー(キッチン用貯蔵庫)を作れば、補うことができます。しかし、部屋の広さとそこに置く大型家具や冷蔵庫などの家電製品とバランスのとれたシステムキッチンを選ばないと、狭く家族が動きにくいダイニング・キッチンができてしまいます。

キッチンのレイアウト
vol.2 人気はアイランド型?
大型家具や家電の検討
vol.3 楽しく配置を考えよう!
階段の配置場所
キッチン、洗面室の導線
日当たりの確認
アイランド型は4方向にスペースがいります。
3DマイホームデザイナーLS2の間取り作成画面です。
通風(窓の配置)の確認
情報配線の確認
デッドスペースの活用
壁紙・ドア・窓選び
熱効率・省エネ
アイランド型の魅力
      
調理台、シンク、レンジが一体となったキッチンが島が浮かんでいるように配置するアイランド型。人の目に触れるため、キッチン雑貨にこだわって、個性ある演出ができる点も人気の理由。

ただ、この例外としては最近人気のアイランド型が挙げられます。このタイプは、壁面に収納家具が置け、カウンターの下も収納棚になっているので、たくさんものがしまえること、調理、配膳の動線が便利なこと、複数人でもスムーズに動けること、またリビングにいる人とのコミュニケーションがとりやすいこと…と、魅力的な要素が多いのですが、 水、油などが飛んでもいいように奥行きが広く、四方向に動線が必要なため場所をより多くとります。
3DマイホームデザイナーLS2の3D画面です。

そのため、まず先にアイランドが必要な部屋のサイズを設定し、ダイニング、リビング…と間取りを決めるというプランニング方法をとったほうがいいでしょう。

「やっぱり、アイランドキッチン!」というようにあこがれの青写真ができあがっている人以外は、まずは、I字型、U字型、L字型とレイアウトから、あなたが冷蔵庫−シンク−レンジ台−テーブルへとスムーズに動けるもので、ダイニングテーブルの椅子に座った状態でも余裕があるサイズのものを選びレイアウトを考えてみましょう。

システムキッチン、冷蔵庫、食器棚、大きなゴミ箱…を書き出して、家事がしやすいレイアウトをあれこれ考えてみます。
カウンターは広いダイニング向け
壁付きタイプはダイニングとの間が広く使えます。
3DマイホームデザイナーLS2の3D画面です。
カウンターは、配膳台や調理器具置き場に使えて、なにかと便利ですが、動線のじゃまになっていないか、よく検討しましょう。
ものはどんどん増えていくもの。普段使わないものは、キッチンに繋がったサービスルーム、ロフト、床下収納や廊下のクローゼットなど別にしまう場所をつくることがお勧めです。

このように考えると、レイアウトは、壁面に沿わすL字型やI型が、衝立になるものがなく部屋が広々として、あなたの家にはベストのレイアウトかもしれません。または、アイランドが置けるほどの広さはないけれど、リビングを向いて料理をしたいという人には、I型を壁を背に配置し(対面式)、水や油などが飛ばないような工夫をするといいかもしれません。あれこれパターンを試してみてください。

また、毎日使う家電製品のために、カウンターやワゴンを後から追加することになると、これもまた家族の動線のじゃまになる可能性がありますので、例えばオーブン、食洗機がビルドインタイプのものか、正確な家電のサイズを測って、置く場所を確保しておくことをお勧めします。

3DマイホームデザイナーLS2のウォークスルー画面です。
      
ショールームで、実際の大きさを確認をしてみることも、動きやすいキッチン作りに役立ちます。
 


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ページ公開日:2009年10月7日
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