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オリーブの実を付けるには ヒナさん、こんにちは。 日本でオリーブを栽培している場所で良く知られているのは小豆島です。倉敷や小豆島、また四国の高松などのある瀬戸内一帯はオリーブの原産地の地中海性気候に似ていて、オリーブの栽培にとても適しているといわれているのです。 瀬戸内以外であっても年間の平均気温が15〜22℃程度で、真冬でもマイナス10℃を下回らない地域であれば露地栽培が可能です。また、観賞目的で室内で育てられる鉢植えの場合であれば、寒冷地でも大丈夫です。 瀬戸内ほどではないにしろ、私たちの住む近畿地方でもオリーブの栽培は充分可能です。 |
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ところがオリーブの実がなかなか付かないというお悩みをよく耳にします。ヒナさんのオリーブのように色とりどりの実が、たわわに実った樹になると思って育てているのにどうしてなんでしょう。 オリーブの樹は大量の花粉を飛散させて結実させる風媒花です。但し、一本の樹では結実しない自家不結実性が強く、また単一品種では結実しないものがほとんどです。異種交配させるためには品種の違うオリーブを近い場所に植える必要があります。 また、そもそも花が咲かないという話もよく聞きます。これは木が幼くて咲かない場合と、日当たりや水はけなどの生育環境に問題がある場合です。 品種の選び方も注意が必要です。オリーブの品種は世界的に見ると500種類以上あるといわれていますが、日本で手に入れやすい品種は数種類に限られています。主な品種は、種が小さく塩漬けに向くマンザニロ、果実は小ぶりでオイル用向きのルッカ、花粉の量が多く異種交配の担い手のネバディロブランコ、オイル、塩漬け共に適したミッションなどが多く流通しています。 結実させるにはこれらのなかから2種以上を混植すると良いのですが、それぞれ開花期が少しずつずれるため、開花の早いマンザニロと4種の中では開花の遅いミッションでは結実性が悪いといわれています。 オリーブの施肥の時期は、緩効性の有機肥料であれば最も寒い1〜2月頃に施し、その後は化成肥料を4月以降適宜、開花後と結実株の場合は収穫後にお礼肥として施します。 剪定の時期ですが、オリーブは常緑樹なので寒さを嫌います。剪定は厳寒期を避けて新芽が動き出す直前の3月頃が良いでしょう。内向きの枝や交差する枝などを切り、樹形を整えるように剪定してください。
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