スウェーデンでは、クリスマスなど家族や友人たちと大勢で集うような時は、別のテーブルを用意しそこへお料理を並べるという方法も一般的です。つまり、家庭内『ビュッフェ』スタイルというわけです。

美しく飾ったテーブルセッティングの上で、お皿が忙しく行き来しなくてもいいように、あるいは、それぞれのお腹の具合に合わせて、自分のタイミングで好きなものをいただけるように、ホテルの朝のビュッフェのようにお料理を取りにいくのです。

もちろん、お料理を置くテーブルにもクロスをひき、キャンドルを並べて温かな雰囲気を演出します。

今日もこのお料理２つと、スウェーデンでよく食べられる「クネッケブロート」というライ麦でできた薄いパンをカウンターに並べて、ビュッフェスタイルでどうぞ。

「ヤンソンさんの誘惑」はクリーミーなお味なんですが、クリームの中に魚の出汁が効いていて、塩味に、ほのかに甘く、酸っぱく…とても説明するのが難しい味。いろんな味覚を刺激されてやみつきになる味ですね。

ミートボールにリンゴンベリージャム…想像以上にとてもよくあってます！なしで食べるより絶対あったほうがいい。しっかりしとスパイスや塩で味付けされたお肉の味に、リンゴンベリーの酸味と甘みの爽やかさが加わるとこちらも食べ続けてしまいますね（笑）。

以前書かれたミートボールの回に読者からレシピを教えて、というリクエストがあったので、お応えできてよかったです。みなさんもクリスマスにいかがですか？　

道田さん、ありがとうございました。誰かを家に招いて楽しい食事会を開きたくなりました。

２回に渡って、イエマガ創刊10周年特別企画の記事をお読みいただき、ありがとうございます。これからも家づくり、住まいを彩る情報を発信し続けていきたいと思います。今後ともイエマガをよろしくお願い申し上げます。

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