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「 海外ドラマの間取りとインテリア」 バックナンバー

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キャッスル/ Castle 海外ドラマの間取りとインテリア vol.17

2012.11.07

CastleVol.17個性的に間仕切るペントハウス

探偵(以下・探):今回は、キャッスル~ミステリー作家は事件がお好き~を取り上げます!

イエ子(以下・イ):やったぁ!とても楽しみにしていました。不思議な間取りのペントハウス♪

探:主人公は、売れっ子ミステリー作家のキャッスル。女性好きでおちゃめな性格なんですが、職業柄、洞察力や推理力が高くて、みんなから人気者。

イ:自分の書いた小説の模倣殺人事件をきっかけに、美人刑事ベケットの捜査の手伝いを始めるんですよね。

探:キャッスルは、これまでのシリーズを打ち切って、ベケットをモデルにした小説を執筆して大ヒット。
しかも、ドラマの中だけではなく現実でもキャッスル作でこの小説が出版され、ベストセラーになっているそうです! わたしも読んでみたいです。

イ:ドラマから小説って珍しいパターンですね。

探:さて、そんなキャッスルの間取りをみていきますよ♪

Castle主人公のキャッスルが防弾チョッキを着たイラスト
Castle主人公キャッスルの家の間取りの3Dモデル
Castle階段の壁にのインテリアポイント「地下鉄の写真」のイラスト
Castle間取りインテリアの見どころ1完全に仕切らず広く見せる

探:大人気作家ですからね。もちろんお金持ち! 豪華なアパートに、キャッスルの娘アレクシスと、キャッスルの母マーサが一緒に暮らしています。

イ:そうそう。これが、かっこいい独身男性の家、というインテリアなのに意外に母親も娘も一緒に暮らしているんですよね。ちなみにキャッスルはバツ2で独身(笑)。

探:玄関から入ると広々としたリビング、奥にはキッチンとダイニングスペースがあります。

イ:広ーいリビングの左側にダイニング・キッチン。その奥はワインセラー?!では、右側は?

探:キャッスルは、お家で執筆するんでしょうね。リビング右側には、本棚がぎっしり並んだ仕事部屋があり、そのまま寝室に行けるようになっています。

部屋数は多いってほどではないですが、一部屋一部屋がとても広く、ベッドルームなどのプライベートな空間以外は、壁で仕切られていないので開放的ですね!

Castleリビングルームをダイニング側から見た3Dモデル
Castle玄関から階段を見た3Dモデル。イームズのLa Chaiseチェアがある。

イ:家全体のインテリアの色合いや雰囲気が統一されていますね。

探:居心地のいいスタイリッシュでモダンなインテリアになっていますね。

玄関にイームズのLa Chaise(ラシェーズ)のチェアがさりげなく置いてあったり、現代アートがたくさん飾ってあったりするのを見ると、さすがお金持ち!という感じがします(笑)

またキャッスルのお家の面白いところが、ロフトがあること!

あまりドラマでは出てきませんが、階段を上がると娘アレクシスの部屋があるようです。
(たぶん、母マーサの部屋も!?)
では、ダイニング・キッチンから見ていきましょう~。

Castleキッチンカウンターのカウンターテーブルで親子3人でくつろぐイラスト
Castle間取りインテリアの見どころ2男の似合うオープンキッチン

探:リビングの左奥にあるオープンキッチンは、家庭的というよりもカッコいいダイニングキッチンです!

イ:キャッスルは朝も晩もよく料理しますもんね♪ 娘もよく手伝うし!

探:カウンターもあってここで朝食を食べたり、アイスクリームを食べておしゃべりしたり、家族がコミュニケーション取る場所にもなっていますね。

またダイニングの壁際にあるガラス張りの暖炉も、オシャレで素敵なんです。

Castleダイニングキッチンの3Dモデル
Castleリビングルームとダイニングと暖炉が見える3Dモデル
Castle間取りインテリアの見どころ3リビングと男の隠れ家…仕事部屋

探:広いリビングにところどころ、間仕切り壁がありますね。

イ:間仕切り壁のような・・・柱のような・・・リビングの中央に4本あるので、個室だった壁を抜いた残りかな?・・・と想像していました。

探:それにしても、この壁を上手く使って、隅に一人掛けソファを置いてちょっとした空間をつくったり、キャ

ッスルの母マーサがたまに引くグランドピアノ置いたりしておしゃれな空間になっていますよね。

また真ん中のリビングスペースには、主にソファとテーブルのみにしてとてもシンプル。
リビングの広さにしては置く家具が少なく、厳選して置いている感じがしますね。

Castleリビングルームから仕事部屋が見える3Dモデル
Castleキャッスルの仕事部屋の3Dモデル
Castle仕事部屋のインテリアポイント「螺旋階段のポスター」のイラスト

イ:そうなんですよ!ピアノが消えた!?と思ったら、この壁で見えないだけだった・・・ってことが途中でわかりました(笑) 広いだけでなく、緩やかにスペースの区切りができているように思いました。

探:仕事部屋もそうですよね。リビングとの間仕切りには本棚。といっても、この本棚には背板がないのでリビングから中が見えるようになっていますね!

そこに大量の本と、ディスプレイ小物を飾って上手く仕切っていて面白いです。

イ:リビングの気配が伝わってきそうで、閉塞感なく、いい仕事部屋ですね!

探:しかも、中を見渡せばほとんどが大量の本に囲まれていたり、インパクトのある現代アートが飾られていたり、お酒やキャッスルの趣味のものなどがあって、男の隠れ家みたいでワクワクしますね♪

イ:色彩を抑えたインテリアに、たくさんの本などの知的な小物が並ぶ・・・大人の男・・・って感じの家でした!

次回は、クリスマス特別編として映画に挑戦する予定です。イギリスとアメリカのおしゃれな家がでてくる映画なので・・・さて、どちらの国の家を読み解くか・・・次回をお楽しみにお待ちください~♪

Castle【編集後記】キャッスルの楽天的な性格のおかげで警察の仕事もイキイキ。しっかり者の娘とも仲が良い。難解な事件をキャッスルが小説の設定を想定して推理するのが面白い。ベケットの掛け合いも面白く、秘められた過去がわかる今後の展開から目が離せない。
間取り探偵まどかさんと秘書イエ子

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