前回のQ&Aコーナーでのご質問「火災保険は、各社で差があるものなのか?」の回答で簡単に説明しましたが、火災保険には、大体のリスクが補償されるフルカバータイプとカバーしたいリスクの補償を自分で選ぶセレクトタイプがあります。また、保険金額の設定も「再調達価額(新価実損払い)」と「時価額」の2つのタイプがあります。火災保険選びにあたっては、まずこの2点について、タイプの違いを把握しておくことが大切です。
※保険金額の設定については、下の用語解説をご覧ください。
まずはフルカバータイプについて。このタイプのカタログには、火災・水災・盗難・水漏れ等、セットに含まれる補償内容について説明されています。また、いくつかのプランが用意されていることが多く、補償の範囲によって保険料が変わってきますが、セット商品のためか、保険料の違い以外にどんな補償がついているのかよく理解されていない方も多いので、じっくり確認していただきたいタイプです。
もうひとつのセレクトタイプは、会社によって違いがありますが、「建物」「家財」とそれぞれ、もしくは、「建物」と「家財」を分けずに火災補償だけでも契約でき、ほかの補償については自分で選んで加えていくというものです。どの補償にいくら保険料が必要か分かること、保険料を節約できるというメリットがあります。その分きちんと補償内容を理解して、自分の家、土地に関する情報を把握して賢く選んでいただきたいタイプです。
このように、ひとくちに『火災保険』とはいいながらも、保険会社によって様々な商品があります。火災保険を選ぶ際には、保険料以外にも、含まれている補償内容・保険金額の設定等を、きちんと把握していただきたいと思います。 |