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ホームエクステリア・庭 > 季節のお庭だより 第2章

毎月、ヒナさんから届くおうちのお庭と季節のお花のおたより。第2章からガーデニングのプロからお返事が届くことになりました・・・。お花やお庭についての往復書簡をお楽しみください♪
季節のお庭だより第2章
2月29日 fromガーデニングのプロフェッショナル ガーデニングのプロフェッショナル

「クリスマスローズ」と「冬の水遣り」

ヒナさん、こんにちは。
ほんとうに今年の冬はことさら寒いような気がします。ここは六甲下ろしの吹く山の花屋。ですが大丈夫、しっかり防寒対策をして毎日元気に仕事しています。

こんなに寒い季節でもうつむき加減に咲く可憐な姿のクリスマスローズが冬枯れのお庭に彩りを添えてくれていますね。 このクリスマスローズ、『クリスマスに咲かないのにどうして?』と尋ねられることがよくあります。

日本では「クリスマスローズ」というとヘレボルス属全体を総称して言いますが、本来は無茎原種(※1)の「ヘレボルス・ニゲル」(Niger:ニガー、ノイガーとも呼ばれる)のことを指しています。ニゲルはクリスマスの頃に薔薇のような花を咲かせることからクリスマスローズ(英名)と名付けられました。

原種の「ヘレボルス・ニゲル」・・・茎の基部から花が咲く。 ※1) 花が葉の基部から伸びて咲く「無茎種」と茎を伸ばして頂点に花を咲かせる「有茎種」の2つに大きく分けることができる。

執筆者:みかんさんの
プロフィール

山間の園芸店「Orange Berry」に勤めてほぼ10年。
もともとはガーデニング教室に通って趣味の園芸をしていたのですが、趣味が高じて、とはまさにこのことで、今では立派?に園芸がライフワークになってしまいました。職業訓練校のガーデンサービス科で非常勤講師もしています。
慌しい毎日ですが、うさぎ店長としてお店にやってきたみかんに癒してもらっています。


英国王立園芸協会認定ハンギングバスケットマスター/エクステリアプランナー/造園施工管理技師

以前の「季節のお庭だより」第2章のバックナンバー
原種系のクリスマスローズ(ヘレボルス)

ヒナさんのお庭のクリスマスローズ(ヘレボルス)はオリエンタリス・ハイブリッドでしょう。

原種の「オリエンタリス」種を中心にした交配種でレンテンローズ(英名)とも呼ばれます。イースターの前の40日間、四旬節(レント)に当たる2月〜3月に開花期が重なるのが名前の由来と言われています。

育種家の交配によって創り出されたハイブリッドはさまざまな花色や花形があり(※2)その多彩なバリエーションと原種の弱さを克服した育てやすさが人気の理由でしょう。

ヘレボルスの花弁と思われている部分は実は萼(がく)で本当の花は雄しべの元に小さく集まっています。これは雄しべと一緒に早く散ってしまいますが、花弁のように見える萼が一ヶ月以上も散らずに私たちを楽しませてくれます。

ニゲルやオリエンタリス以外にも原種のヘレボルスは約16種類(※3)あって、ハイブリッドに比べ華やかさはありませんが独特の個性を持ち花だけでなく葉色や草姿も楽しめる深い味わいがあります。

ただハイブリッドに比べやや弱く、特に夏の高温多湿が苦手なのでこの時期を涼しく越せるように遮光や風通しを良くして管理します。夏は日陰、晩秋〜春にかけては日当たりの良い場所…落葉樹の下などはヘレボルスにとって最適な場所ですね。
加湿を嫌いますので排水の良い土に植え、水の遣りすぎに注意してやや乾燥気味に管理しましょう。

クリスマスローズだけでなくヒナさんと同じように冬の水遣りで悩んでいる方は多いと思います。水遣りのペースは鉢の大きさや置き場所、植えている植物の種類やボリュームなどの違いがあるので一概に何日に一度とは言いきれないところです。
基本的に鉢土が乾いたらたっぷり遣るのは年間通してどの季節、どの植物も同じです。

この時季は他の季節に比べて植物の成長が緩やかなので葉の表面からの蒸散が減り、そのため根が吸い上げる水分量が少なくなります。日差しもやわらかで鉢土の温度もさほど上がりませんから、表土からの蒸発も比較的少なくて乾きにくいという訳です。

原種の「オリエンタリス」花弁 (花びら)※2) 花    色・・・白/黄色/グリーン/アプリコット       ピンク/紫/真紅/黒など。  花模様・・・ブロッチ《斑点が集まったもの》        スポット《斑点》/ピコティ《覆輪》                     ネット《網目》/フラッシュ《目》        リバーシブル《表と裏の色が違う》など。  花    形・・・一重咲き(シングル)剣弁タイプ        一重咲き/ 丸弁タイプ        八重咲き(ダブル)/アネモネ咲きなど。「リヴィダス」※3)無茎種・・・オリエンタリス/ニゲル        クロアチカスなど   有茎種・・・フェチダス/アグチフォリウス          リヴィダス

それなのにどの季節も同じペースで水を遣ると当然、冬は乾く暇もなくいつも土が湿った状態になり根が張らず良く育たなかったり枯らしてしまうことになります。冬場は特に土が乾いたのを見計らってから水を与えるようにします。

水遣りをする時間ですが、ヒナさんがされているように冬場は夕方以降や早朝の水遣りを避けたほうが良いですね。植物が一日の中で最も水を必要とする時間は午後13時頃と言われています。光合成を活発に行っている時間帯です。この時に鉢土が乾いていないように水遣りをするのがベストだといえるでしょう。

私たちの店での冬の水遣りは、気温や水温が上がり始める午前10時〜11時頃です。山の水道は朝、凍っていることもしばしばでやっと溶けて水が出はじめるとホースの形をした細長い氷がゴロゴロ飛び出してきます。ほとんど0℃の氷水が植物に与えるダメージは想像できますよね。
できるだけ前日までに汲み置きしたジョウロ(気温10℃前後の店舗内に置いていたもの)の水を乾いているものにだけ与えるようにしています。

   土が乾いたらたっぷり遣る。  早朝・夕方以降は避ける。  午後1時には乾いていないように。  できるだけ10℃前後の水を。  夕方に水を遣った場合は、  凍らない場所に移動。  

また、この時期であれば夕方鉢土が乾いていても葉や茎がしんなりしていなければ翌日まで水遣りを延ばしても良いと思います。やむを得ず夕方に水を遣った場合は凍らない場所に移動してその夜は冷えないようにしてやりましょう。

こうして寒い時期も手間隙掛けて育てた植物が花を咲かせてくれる季節がもうそこまで来ていますよ。





野すみれ



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2012年2月28日
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